記事詳細

戻る

金沢工業大学公開講座 創造学「怪人、篠山紀信 〜話して魅せる90分〜」

2016年10月4日UP

1950年代後半から今日まで、第一線を走り続ける写真家、篠山紀信。ヌードや都市風景、スターたちのポートレイトなど、次々と発表される写真は時に物議を醸し、彼の用いた「激写」は流行語にもなりました。驚異的なスピードとエネルギーで、テーマやジャンルだけでなく手法をも多彩に変化させながら、鋭い嗅覚で“いま”を撮り続けています。

「正確にはわからないけど、写真集は300を超えているし、写真展も100以上にはなるかな」という篠山紀信のエネルギッシュな活動というのは改めて語る必要もないだろうが、新作が発表される度に話題になり、時には物議をかもし出すこともある現役感バリバリの篠山紀信の存在感というのは“NEVER ENDING TOUR”と言って休むことなく、ライブ活動を続け、新作も出し続けているボブ・ディランやメンバーの平均年令が70歳を超えた今も“世界最高のロックン・ロール・バンド”の称号をキープし続けているローリング・ストーンズあたりと並べて語る方がわかりやすいかも知れません。

今年の9月には2012年より熊本現代美術館をはじめ、日本全国の美術館で巡回している『篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN』に加え、箱根彫刻の森美術館で新たに撮りおろした野外彫刻の写真と、篠山紀信の“発明”ともいえる“シノラマ”で撮影された国内外のアーティストたちの仕事場写真とで構成される“KISHIN meets ART”と原美術館で“快楽の館”という全く違うタイプの写真展がほぼ同時にスタート、その勢いに拍車がかかっています。今回の創造学では、「僕は今まで一度も自分の写真をARTとは言っていないんだよね。写真という表現メディアはもっと凄いもの。ARTになるということは矮小化してしまう。写真はいろいろな力があるし、写真だから出来ることがある」という篠山紀信が写真を見せて語ります。

平成28年開催 「第90回 創造学講座」 について

開催日: 平成28年10月30日(日)

開催時間: 13:30〜15:00 【開場13:00(予定)】

会場: 金沢工業大学 多目的ホール

定員: 先着 400名(入場無料)

講師: 篠山紀信 氏(写真家)

聞き手: 立川直樹 氏

チラシはこちら>>[PDF]

講師プロフィール

篠山紀信(しのやま きしん)

1940年東京都生まれ。写真家。日本大学芸術学部写真学科卒業。在学中より新進写真家として頭角を現し、第1回APA賞等数々の賞を受賞。広告制作会社「ライトパブリシティ」を経て、1968年よりフリー。

山口百恵や宮沢りえ、ジョン・レノンとオノヨーコなど・・・その時代を代表する人物を撮り続け、「激写」や「シノラマ」「カメラ小僧」「digi+KISHIN」など新しい表現方法と新技術でその時代を切り撮り、常に話題性のある作品を発表、写真表現に新風を送り続けている。

現在、公立美術館に於る写真展「篠山紀信展・写真力」が全国を巡回中。