応用バイオ学科の教育目標

高品位な社会生活に必要な生命科学に基づいた技術開発のために、本学科では、生物に関連した新機能分子創出、ゲノム解析や遺伝子解析、人間の行動や感覚の仕組みについて主に学ぶ。生命現象の基礎となるDNAやタンパク質の合成過程、生物の基本機能、感覚や行動を制御する脳の仕組みを理解し、広義のバイオ技術に基づいて新しい産業を担うことのできる人材を育成する。

学習・教育目標

A 自己啓発・自己管理能力
修学スタイルを確立し、社会に貢献できる人材となるための心構えを身につけるとともに、自主的・継続的な自学自習能力を身につける。
B 多様な価値観の理解と倫理的判断能力
「知性と教養」・「感性と徳性」・「体力と健康」および技術者としての倫理観の涵養を図る。
C 外国語コミュニケーション能力
国際社会の一員として、日常場面、職場、研究の場において必要な、基礎的な外国語のコミュニケーション能力を身につける。
D 現象のモデル化と分析能力、論理的思考能力
数理の基礎を学び、論理的思考力を養うとともに、工学・技術の諸問題に応用できる能力を身につける。
E 図形コミュニケーション能力
図形表現の技法を理解し、図形によるコミュニケーションができる能力を身につける。
F 基礎的な実験能力
実験に関する基本的な知識と技量を修得し、それらを活用して実験計画の立案と実験の実施、観察、考察、報告ができる能力を身につける。
G 問題発見・問題解決能力
身近な問題を解決するために、現在持っている知識に加えて必要な情報を集め、グループ活動を通して問題を解決することができる能力を身につける。
H コンピュータリテラシー
コンピュータに関する基礎知識を修得し、それらを活用できる能力を身につける。
I 生命科学基礎能力
生命現象を支える基本単位である細胞や生体分子の構造と機能に関する知識を理解し、それらを生み出すしくみや情報の流れを理解することができる。
J 生命科学倫理考察能力
生命科学およびバイオ工学分野における安全と倫理について理解し、ある状況におけるリスクや倫理的問題を発見したり、問題解決策を立案したりすることができる。
K バイオ工学基礎能力
生物学、生理学、生化学、遺伝学などの生命科学に関する基礎知識を理解し、自然現象の摂理を科学的・論理的に思考できるとともに、応用バイオに関する専門知識の修得や実験・演習を行うことができる。
L バイオ工学技術応用能力
生物の持つ構造や機能を模倣することによって、新たな機能分子や機能のしくみを生み出すことが可能なバイオ工学技術を理解し、その手法を活用することができる。
M 人間科学基礎能力
人体の機能,感覚や認知、行動のしくみ,さらに動物の行動に関する基礎知識を修得し、それらを統合している脳の情報処理機構の基礎を理解することができる。
N 生命現象解析能力
生命現象を対象とした各種の計測とそのデータ解析の基礎と応用を理解するとともに、医療や福祉を支える工学技術を活用することができる。
O 生命科学解析能力
生化学実験、微生物実験、生理学実験、分子生物学実験、遺伝子工学実験、有機化学実験などの実験技術を修得するとともに、実験方法の原理を理解し、実験結果に基づいた考察を行うことができる。
P 問題解決実践能力
基礎科目および専門科目で学んだ科学と技術を実験や実習、プロジェクトデザインⅢを通してさらに深め、方法論の理解や問題解決を自主的に実践できる。
Q 進路設計能力
自己の啓発を継続することにより、自己管理能力を高め、自己を実現することができるとともに、将来の進路を開拓していくための行動指針を設計することができる。

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