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環境土木工学科
災害から人命を守り、
安心で豊かな生活をめざす
- キーワード
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- 安全・安心な市民生活
- 国土・橋のデザイン
- 環境・文化の構築
最新ニュース
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- 環境土木工学専攻の菅原典大さんが「令和3年度土木学会中部支部優秀講演者賞」を受賞。土木学会中部支部研究発表会での研究発表が評価
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- 国際交流イベント「JICA & EEC International Exchange Event」をオンラインで開催。環境土木工学科の宮里研究室の研修員が出身国の文化を紹介し、参加者と交流
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- 「物語の始まりへ」に関根未菜さんが紹介されました(宮里研究室)
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- 「物語の始まりへ」に宅美佳幸さんが紹介されました(鹿田研究室)
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- 環境土木工学科・木村研究室の武藤あかねさんが土木学会全国大会で「優秀講演者」に選出
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- 「物語の始まりへ」に鈴木隆平さんが紹介されました(花岡研究室)
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- 小泉成史の金沢工業大学インタビュー:田中泰司教授 「道路などの老朽化診断にAIを」
学ぶ領域
- ①土木設計・施工・メンテナンス
- 生活に必要なインフラ(道路、鉄道、港湾、橋、地下空間など)の計画・設計・施工と、メンテナンス・運営のための技術と仕組みを学ぶ。
- ②防災と自然環境の活用
- 土(山地・地盤)と水(海・川)に係わる災害を防ぎ、豊かな自然を活用する技術を学ぶ。
- ③地理空間情報
- 高度情報化社会における環境の構築と運営を支えるための情報システムとして、GNNS・地理情報システム・電子地図の利活用などに必要な技術を学ぶ。
専門科目一覧
【1年次】
工学大意(環境土木)/土木数理/測量学Ⅰ・Ⅱ/環境土木工学設計Ⅰ
【2年次】
アカデミックライティング/構造力学Ⅰ・Ⅱ/環境材料学/土質力学Ⅰ・Ⅱ/水の流れⅠ・Ⅱ/測量実習・演習Ⅰ/環境土木工学設計Ⅱ/鉄筋コンクリート工学
【3年次】
都市デザイン/土木施工学/測量実習・演習Ⅱ/構造解析学/地盤解析学/空間情報工学/環境工学Ⅰ・Ⅱ/防災工学Ⅰ・Ⅱ/地域政策学Ⅰ・Ⅱ/都市・まちづくり/環境土木設計演習/空間情報工学演習/土木設計学/環境土木専門実験・演習A・B
【4年次】
地域環境防災フィールド学
カリキュラム、シラバス、教育目標
研究室一覧
3年次後学期から研究室に所属し、1年間半、テーマに沿って研究活動に取り組みます。テーマ設定から調査・実験、論文の執筆、発表までを行います。
設計・維持管理・防災・環境
学科Q&A
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環境土木工学科の特徴を教えてください。
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特徴は、コンクリートなどのハード系分野と、位置情報などのソフト系分野の両方が充実している点です。例えば位置情報を使って地域活性化を図り、人々の暮らしを便利にする研究に、産学連携による「空間情報プロジェクト」で取り組んでいます。土木工学といっても従来のようなインフラ・ハード系だけでなく、こうしたDX・ソフト系にも力を入れています。データサイエンスも活用した、インフラのメンテナンスや修復の技術については、世界トップレベルの研究を行っています。
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カリキュラムを具体的に教えてください。
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測量学、構造力学、土質力学、鉄筋コンクリート工学などのインフラ・ハード系の科目から、環境工学、防災工学、土木設計学まで幅広い専門科目が用意されています。工学部の他の学科と連携し、機械や電気などのセンサー関連や、IoTやAIを活用するための情報工学なども採り入れています。
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学び方にどんな特徴がありますか。
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金沢にあるメリットを活かした学びを重視しています。例えば白山に行けば、土砂崩れを防ぐための防災技術を実際に見ることができます。加賀平野をリサーチすれば、数百年前に巡らされて今なお活用されている用水について学べます。地形的にも歴史的にも、金沢には土木工学の生きた教材が豊富にあるので、こうした素材をうまく活かすよう授業を組み立てています。
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土木工学に向いているのはどのような人でしょうか。
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人や自然が好きな人であれば、男女を問わず土木を学ぶ素養があります。実際、全国各地出身の女子学生も多く在籍しています。土木といっても現場で力仕事をするわけではないので、最近では女性の活躍も目立ってきました。東日本大震災の復興で活躍する女性土木技術者も増えていて、入札条件に「女性が主任技術者であること」と指定する案件もあるほどです。また、東南アジア諸国など社会インフラの整備を進めている国々では、優れた技術力を持つ日本の技術者が高く評価されています。
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就職先はどのようなところでしょうか。
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国土設計に関わるならまず公務員、国レベルなら国土交通省であり、自治体レベルなら都道府県や市町村の土木部などです。ほかには鉄道や高速道路などのインフラ関係や総合建設会社などの建設関連の企業があります。また、セメントなどの素材メーカーや建設コンサルタント業など、進路は幅広い業種に広がっています。
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研究の面白さについて教えてください。
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地域防災環境科学研究所を中心として、自治体やNEXCO、JR等との共同研究を通じて、橋やトンネルのメンテナンス技術から、社会インフラ施行のための計画・設計・建設・運用を考えるマネジメントを研究しています。廃材を用いたコンクリートの活用を研究するなど、環境への配慮も大事なテーマです。また、2018年から本格運用された日本版GPS・準天頂衛星の実証実験、UAV(無人飛行機)を活用した空撮画像による3次元地形モデル作成などの研究も行っています。
物語の始まりへ
180秒のヒューマンドキュメント「物語の始まりへ」はテレビで毎週放送中。学生たちの活躍が動画でご覧いただけます。
環境土木工学科の学生が登場する回
- File.908 関根未菜(宮里研究室/コーオプ教育プログラム参加/ステンレス鉄筋の腐食評価について)
- File.904 宅美佳幸(鹿田研究室/GNSSなどを活用した高齢者の徘徊事故防止策について、官民学協力で取り組む)
- File.900 鈴木隆平(花岡研究室/高い耐食性をもつステンレス鉄筋の普及をめざしたテーマに取り組む/学友会 学生支援活動推進委員会)
- File.869 大橋将太(木村研究室/トンネルの内装工に関する技術開発/柔道部)
- File.856 片山太貴(宮里研究室/コンクリートの長寿命化の研究)
- File.813 中川雄斗(宮里研究室/土木構造物の劣化の事前予測と対策を研究)
- File.810 普照遥(木村研究室/覆工コンクリートの劣化をテーマに研究)
- File.758 加藤了俊(宮里研究室/コンクリート構造物補修の工法開発)
- File.753 笹原弘道(徳永研究室/ドローンで稲の生育状況を把握・分析する研究)
- File.724 金井喬嗣(鹿田正昭研究室/高精度な衛星測位システムを用いた研究)
- File.696 髙橋葵和子(木村定雄研究室)
学科紹介リーフレット
環境土木工学科を紹介するリーフレットです。
進路・資格
主な就職先 (学部卒業生、過去3年間の実績)
- 鴻池組
- 五洋建設
- 大成建設
- 竹中土木
- 東海旅客鉄道
- 東急建設
- 東京発電
- 西日本旅客鉄道
- 西松建設
- 福田組
- 国土交通省
- 石川県庁 他
主な就職先 (大学院修了生、過去3年間の実績)
- 朝日航洋
- 安藤・間
- 五洋建設
- 佐藤工業
- 大成建設
- 中電技術コンサルタント
- 東京発電
- パスコ
- 鉄道建設・運輸施設整備支援機構
- 国土交通省 他
取得推奨資格
- 技術士補
- 測量士補
- 土木技術検定(2級土木技術者)
- 施工管理士(土木、造園)
- 危険物取扱者 甲種、乙種
- 公害防止管理者
取得できる教育職員免許状
高等学校教諭一種免許状(工業)