電気電子工学科
電子工学コース
情報を伝えたり、電気を制御したりするための「エレクトロニクス(電子工学)」について学ぶコースです。身近にあるスマートフォンもディスプレイもスピーカも、すべて電子回路を用いて信号を処理し、情報を伝達しています。回路をつくる技術や電気の取り扱いなどを身につけ、製品に応用するための発展的な授業が待っています。家電など身近なテクノロジーから幅広い分野に応用される半導体デバイス、通信、映像・音響機器まで、幅広いエレクトロニクス技術について学ぶことができます。
光・電子デバイス
レーザーダイオード、LED、太陽電池などの光デバイスと、集積回路(IC・ LSI)、パワー半導体などの電子デバイスを学ぶ
コンピュータの集積回路、カメラのイメージセンサー(撮像素子)、照明のLED(発光ダイオード)など、現代の情報機器・通信機器を支える「光・電子デバイス」。半導体の電子の動きについて学び、各種デバイスの構造・特徴について理解を深めます。研究室では量子コンピュータを実現するための新しい集積回路の開発、新しい色のLED・レーザーの探求、高効率な太陽電池の開発などの研究を行っています。
- キーワード
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- 集積回路(IC・ LSI)
- SSD
- LED(発光ダイオード)
- レーザー
- 太陽電池
- 光ファイバー
研究室一覧
- 林研究室
- ナノテクノロジー
- 量子デバイスプロセス制御
- ナノマシン
- コンピューター物理
- 高品質中性フリーラジカルビーム
- 宮田研究室
- 次世代低コスト低環境負荷型太陽電池
- 次世代高効率光電相互変換デバイス
- 亜酸化銅(Cu2O)
- ディスプレイ
- センサー
- 山口研究室
- LED(発光ダイオード)
- レーザ
- 半導体
- 光・量子エレクトロニクス
- 深田研究室
- 蛍光体
- 発光デバイス
- 次世代照明
- 省資源・省エネルギー
- ナノ材料
- 芦野研究室
- 原子間力で有機分子を直接観察
- 量子(トンネル)効果で状態観察
- ケルビンプローブで表面電荷を捉える
- エネルギー移動の映像化
- 新しい顕微鏡・分光器の作製
- 森研究室
- シリコン半導体デバイス
- 集積回路
- ニューロモルフィック
- 極低温(Cryogenic)CMOS
通信・電波
スマート家電、ウェアラブルデバイス、自動運転、5G移動通信システムなど、IoTの主要技術を学ぶ
スマートフォンやタブレット、無線LAN、5Gなど、情報通信システムは日常生活やビジネスに欠かすことができない社会インフラとして重要性を高めています。情報通信ネットワークの構成、ネットワークセキュリティ技術、情報信号を伝送する技術、電磁波の挙動や最新のIoTに関連する技術について学びます。研究室では大型の電波暗室などを活用した研究、世界最高の電力変換効率を達成した無線電力伝送の研究や電波から電力を取り出すエネルギーハーベスティング、IoTを実現する新しい通信方式の研究などを行っています。さらに量子コンピュータ用超伝導素子を駆動する電波の生成回路の研究を行っています。
- キーワード
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- スマートフォン
- 5G
- IoT
- 無線電力伝送
- エネルギーハーベスティング
- 通信ネットワーク
- 量子コンピュータ用ハードウェア
研究室一覧
- 廣田研究室
- マイクロ波回路
- 移動通信
- 衛星通信
- 伊東研究室
- 無線電力伝送
- 高周波集積回路
- アンテナ一体回路
- 電波応用
- 量子コンピュータ装置用マイクロ波回路
- 野口研究室野口研究室オリジナルWebサイト
- 小形アンテナ
- 移動通信・5G
- 環境発電
- 無線LAN
- 電波伝搬
- 横谷研究室
- IoTシステム
- 通信プロトコル
- ネットワーク仮想化
- トラヒック解析
音響・映像
オーディオデバイス、超音波デバイス、衛星画像、デジタルカメラ画像など、音響工学と画像工学を学ぶ
音声・視覚情報を伝えるスピーカーやマイクなどのオーディオ機器、ディスプレイなどの映像機器。これらの機器を実現するための基礎となる、音・光の物理特性、人の聴覚・視覚の特徴、音響・映像信号の性質や処理方法、仮想世界への没入感を生み出すVR(仮想現実)やAR(拡張現実)の技術について学びます。研究室では、有機EL照明の技術開発、高音質な耐騒音性イヤホン、超音波の医療への応用など、放送・通信・音響機器の研究を行っています。
- キーワード
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- オーディオ
- ディスプレイ
- 放送・通信・音響機器
- 超音波機器
- 有機EL
- VR(仮想現実)・AR(拡張現実)
研究室一覧
※教員はコース・領域の内容をまたいで研究を行っています。
※学生は所属のコースに限らず研究室を希望できます。