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夢考房チームが学会の招待で、台湾でレスキューロボットのデモを実施(8/20)

金沢工業大学の夢考房メカニカルサポートプロジェクトは、2010年8月20日・21日に台湾で開催される社団法人計測自動制御学会(SICE : The Society of Instrument and Control Engineers)主催の国際会議「SICE 2010」(注1)に招待され、レスキューロボットのデモンストレーションを行います。


夢考房メカニカルサポートプロジェクトは災害現場で活躍するレスキューロボットの開発に取り組む学生プロジェクトです。
1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに、2001年から毎年神戸で開催されている「レスキューロボットコンテスト」(注2)には第3回大会(2003年)から参加し、2009年の第9回大会では、消防庁長官賞とベストロボット賞をダブル受賞しています。


「レスキューロボットコンテスト」では、今年第10回大会になることを記念して、優秀チームを台湾で開催される「SICE 2010」に招待し、デモンストレーションを行うことになっており、夢考房メカニカルサポートプロジェクトは、レスキューロボットのアイデア、技術及びデモンストレーション能力を評価され、岡山大学チームとともに、第10回記念台湾招待チームに選ばれました。


regurus
ガレキ撤去専用機の1号機「Regurus(レグルス)」




fomalhaut
救助専用機の2号機「Fomalhaut(フォーマルハウト)」


夢考房チームは本選出場の4台のロボットのうち、ガレキ撤去専用機の1号機「Regurus(レグルス)」と救助専用機の2号機「Fomalhaut(フォーマルハウト)」の2台を台湾に持参し、「SICE 2010」の会場である台北市の円山大飯店(The Grand Hotel Taipei)で、8月20日(金)・21日(土)の2日間、一般市民を対象にデモンストレーションを行う予定です。




(注1)
社団法人計測自動制御学会(SICE : The Society of Instrument and Control Engineers)が海外で年次会議を開催するのは、2006年の韓国での開催に次いで2回目。


(注2)

災害救助をテーマにしたロボットコンテスト。自分たちで設計製作したロボットで、被災した街から要救助者に見立てた人形を救助。アイデア、技術力、チームワークなどを総合的に競う。



【レスキューロボットコンテストホームページ】

http://rescue-robot-contest.org/index.html

【社団法人計測自動制御学会主催の国際会議「SICE 2010」】(英文)

http://www.sice.or.jp/gyouji/201006/20100818.htm


同ホームページ
「Rescue Robot Demonstration」について(英文)

http://www.sice.or.jp/sice2010/siceweek.html



【夢考房メカニカルサポート】

http://www2.kanazawa-it.ac.jp/mecha-sp/

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