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夢考房ロボカッププロジェクトがヒューマノイドリーグで優勝。ロボカップジャパンオープン結果

自律移動型ロボットによる競技会「ロボカップジャパンオープン2018 おおがき」が5月3日(木)から5月5日(土)まで岐阜県大垣市で開催され、ヒューマノイドリーグに参戦した夢考房ロボカッププロジェクトが優勝しました。

ロボカップは、「西暦2050年までに、サッカーの世界チャンピオンチームに勝てる、自律移動のヒューマノイドロボットのチームを作る」ことを目指す自律移動型ロボットによる競技会です。

ヒューマノイドリーグは自律型2足歩行ロボットでサッカーを行うリーグで、1チーム3台で出場します。2本足でボールを追いかけ、シュートをするといった高度な技術が求められます。

「ロボカップジャパンオープン2018 おおがき」では金沢工業大学と東京工芸大、いわき明星大学の3大学がヒューマノイドリーグに参戦しました。3大学はリーグ戦形式で対戦し、金沢工業大学は全試合0対0からのPK戦で勝利し、優勝することができました。

金沢工業大学夢考房チームの2足歩行ロボットは昨年に比べて歩行が安定し、ボールを見失った時に360度見渡す動作やボールに対する回り込み動作も追加したことで、試合でのシュートシーンが前年度より格段に増加しました。

今回は残念ながら得点にはむすびつきませんでしたが、チームでは今後、ロボット同士で連携しあいチームプレイを行うことができるよう開発を進めていく考えです。

なお「ロボカップ@ホーム オープンプラットフォームリーグ」では夢考房RoboCup@Homeプロジェクトと金沢工業大学ロボティクス学科出村研究室の合同チーム「KIT Happy Robot」が3位に入賞し、世界大会への出場も予定しています。

RoboCup@Homeリーグはキッチンや、リビングルームといった日常生活の場所で、ロボットがいかに役に立ち、人間と共に暮らしていけるのかを競う大会で、世界的にも日本のチームのレベルが高いリーグとなっています。

下記のURLから動画をご覧いただけます。

「ロボカップジャパンオープン2018 おおがき」 夢考房ロボカッププロジェクト

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