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小学生がラジコンカーを自動制御するプログラミングを体験。金沢工業大学の学生によるDK art cafeプロジェクトが金沢市立額小学校でプログラミング体験イベント「プロラジ」を実施。金沢市の令和元年度「協働のまちづくりチャレンジ事業」の一環で

地元小学生にICT・IoTに興味をもってもらいたいと当イベントを企画

金沢工業大学の学生による地方創生・商店街活性化・DK art cafeプロジェクトが令和2年2月8日(土)、金沢市立額小学校でIoTセンサーによるラジコンカーの自動運転プログラミング体験イベント「プロラジ」を実施しました。

2020年度から小学校でのプログラミング教育が開始されます。DK art cafeプロジェクトでは地元の小学生にICT・IoTに興味をもってもらいたいという目的で当イベントを企画。額小学校PTAのご協力の下、金沢市の令和元年度「協働のまちづくりチャレンジ事業」の一環で行われました。

*IoT:Internet of Things センサなどのモノ同士がつながるインターネット

DK art cafeプロジェクトは、KITオナーズプログラムと呼ばれる金沢工業大学の特色ある課外活動プログラムの一つです。起業・新規事業開発の手法を活用したカフェの企画・運営や、デジタルアート&エンターティンメントコンテンツを活用した地域活性化イベントの企画・運営を地方自治体、地元企業と行うなど、地方創生、商店街活性化に向けた活動に取り組んでいます。

当日は35名の応募者の中から抽選で選ばれた20名の児童のみなさんが参加。5チームにわかれ、ラジコンカーの制御プログラムの作成を通してプログラミング的思考(論理的思考)を学びました。プロジェクトメンバーはインストラクターとして、なるべく児童自らがプログラムを作成してラジコンカーを制御できるように指導し、児童自らが考える力を養ってもらうようイベントを進めました。

イベント終盤は実際に作成したプログラムを使用してレースを行いました。より早く・正確にゴールできるように各チームが試行錯誤を繰り返し、プログラムの改良に挑戦しました。

2020年度より小学校でプログラミング教育が実施されることから、額小学校PTAからは「ぜひ来年度も継続して開催してほしい」というコメントをいただきました。

ラジコンカーを制御するプログラムは児童自らが作成

イベントで使われたラジコンカー

テスト走行を繰り返しながらプログラムを改善

発表も児童自身で行った

イベント終盤は実際に作成したプログラムを使用してレースを開催

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