メディア情報学部

メディア情報学科

Department of Media Information

メディア情報学科

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VISION 企画・開発力を備えた、
社会に新しい価値をもたらす
クリエイティブ人材を育成する

最新の情報テクノロジーと映像・音楽・Web・XRなどのコンテンツ制作のための感性の基礎、デザインを修得し、それらを統合・実践的に結びつけることで先端メディアコンテンツ、サービス、システムを企画・開発でき、社会に新しい価値を創出する人材を育成します。

学科概要

学科の特徴

情報テクノロジーとデザインを結びつけたメディアコンテンツ、システムを企画・開発できる人材の育成を目指します。

学ぶ領域

  1. メディアテクノロジー
    CG、AI、プログラミング、ネットワークセキュリティなど最新の情報テクノロジーを学ぶ。
  2. メディアデザイン
    映像、音楽、Web・XRコンテンツなどを効果的にデザインするための技術・感性と論理的設計手法を学ぶ。

キーワード

  • メディアテクノロジー
  • メディアデザイン
  • 論理と感性の融合
  • コンテンツ企画・設計・開発

学科の学び

主な専門科目

  • Webデザイン

    Webサイトのコンセプトメイキング、情報の構造化、効果的なナビゲーション設計を学ぶ。また、見やすく・わかりやすく・使い勝手の良いWebページのデザインと制作技術、マルチメディア素材の特性の修得を目指す。

  • UI/UXデザイン

    Webページのレイアウトや構成を考えるUI(ユーザー・インタフェース)、コンテンツを通じて得られる体験であるUX(ユーザー・エクスペリエンス)について、基礎理論を理解する。

  • 音楽・音響情報処理

    音の合成、およびシーケンサを用いた自動演奏の仕組みを、コンピュータ・プログラミングを体験して学習する。また、音や音楽が与える心理的印象を考察し、社会にどう役立てるかを検討する。

  • ゲーム制作演習

    ゲーム制作用の開発環境であるUnityを用いゲーム制作の基本を修得する。開発環境を各自のPCに構築し、2Dと3Dによるサンプルプログラムを通してゲーム制作のプロセスを理解する。

専門科目一覧

1年次 メディア情報学入門とキャリアデザイン/Webデザイン/色覚・聴覚トレーニング/プログラミング入門/ITシステム入門/コミュニケーションドローイング/プログラミングⅠ/UI/UXデザイン
2年次 メディア情報論Ⅰ/サーバマネジメント入門/プログラミングⅡ/グラフィック・コミュニケーション/コンピュータシステムとAI /コンピュータグラフィックス演習/プログラミング総合/プログラミング発展/メディア文化論/音楽・音響情報処理/オブジェクト指向プログラミング/アニメーション制作演習/メディアコンテンツ応用/情報ネットワーク/多変量データの統計科学の基礎
3年次 メディア情報論Ⅱ/Webプログラミング/ゲーム制作演習/XR(VR/MR/AR)デザイン/情報セキュリティ/イメージメディア処理/データベース/モバイルアプリケーション/Webアプリケーション/ネットワークとセキュリティ演習/メディアコンテンツ数理/作品制作/AI理論・実践/メディア情報専門実験・演習A(映像制作・デジタルファブリケーション)/メディア情報専門実験・演習B(クラウドサービス活用、IoT)

カリキュラム、シラバス

教員・研究室紹介

山田真司 研究室

ゲーム・アニメと人の感情/「萌え」の科学/メディア・コンテンツの設計科学/エンタテイメント工学

鎌田洋 研究室

映像メディア/生成AI/VR・AR/CG/学習システム

千石靖 研究室

情報セキュリティ/マルウェア対策/不正アクセス対策

出原立子 研究室

メディアデザイン/プロジェクションマッピング/VR・AR(拡張現実感)/メタバース/ビジュアル・インフォメーション・デザイン

中沢憲二 研究室

高臨場感通信/コミュニケーション/Web/VR・AR/情報ディスプレイ

松下裕 研究室

Webサイト/プロモーションビデオ/視線データ/映像の心理学/データ解析/強化学習/AI

村山祐子 研究室

デザイン・クリエイション/ファッション・バーチャルファッション/AR/知識科学/QOL(クオリティーオブライフ)・Well-being

江村伯夫 研究室

音楽情報処理/音楽心理/音楽・和声の印象評定/作編曲、演奏/音楽コンテンツの設計

高野佐代子 研究室

マルチメディア情報・生体情報/磁気共鳴画像MRI・映像・音声・センサー/VR・AR・3DCG /アナウンサー・声優・俳優・歌手/防災放送・アニメ・滑舌・声

根岸一平 研究室

視覚デザイン/色彩工学/脳情報学/バーチャルリアリティ

浦正広 研究室

ヒューマンライフデザイン/エンタテインメントコンピューティング/芸術科学/情報ディスプレイ

佐藤優太郎 研究室

認知科学/メディアアート/身体の錯覚

学科Q&A

学科の特徴を教えてください。
メディアテクノロジーとメディアデザインを学びます。前者はCG 、VR/MR/AR 、プログラミング、AI 、画像・音声情報処理などの情報技術です。コンテンツ発信には欠かせないネットワーク関連技術も学びます。後者は人の感性に訴えかけるコンテンツをつくるための方法論・技術です。研究の方向性としては、具体的・実践的なシステム・コンテンツを開発するクリエイション領域と、科学的手法を追究するサイエンス領域に分かれているので、どちらを深掘りしたいかで研究室が決まります。
サイエンス領域ではコンテンツづくりはしないのですか。
研究領域はグラデーション構造になっています。例えば人の心に関する知識や測定方法を用いた面白映像コンテンツの作成、音声の印象評価実験をもとにした自動演奏・自動作曲システムの作成など、サイエンス領域にもユニークで多様な研究テーマがあります。
メディアの技術はどのような現場で活用されていますか。。
リアルタイム映像コミュニケーションシステムを使って遠隔授業が受けられたり、実店舗に行かなくても仮想空間で買い物や試着ができたり、医療現場では人体の上にプロジェクションマッピングを投影して手術のシミュレーションができたりと、エンターテインメント以外の場でも幅広く活用されています。
社会ではどのようなメディア人材が求められていますか。
いまの現場ではアイデア出しをするデザイナー、仕様書に沿って実装するエンジニアが分業制になっています。私たちが目指しているのは、より人の心に訴えるデザインの知識があり、それを効率的にエンジニアリングする能力も持つクリエイティブエンジニアです。企画・開発力を備えた人材が、社会に新しい価値をもたらすのです。

進路・資格

  • 主な就職先

    過去3年間のメディア情報学科の実績 (「入学案内2026」より)
    学部卒業生実績
    AOI Pro. 、石川コンピュータ・センター、IMAGICAエンタテインメントメディアサービス、IMAGICA GEEQ 、インテック、SCSK Minoriソリューションズ、澁谷工業、セーレン、TOTO 、TOPPAN 、富山銀行、トランス・コスモス、西日本旅客鉄道、日本電気、日立ソリューションズ、ビッグローブ、富士ソフト、富士通、HOYA 、北陸コンピュータ・サービス、リコージャパン、レベルファイブ、YKK AP 、山口県庁 他

  • 取得できる教育職員免許状

    高等学校教諭一種免許状(工業)※
    高等学校教諭一種免許状(情報)※

  • 取得を推奨する資格

    情報処理技術者/CG-ARTS検定/マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)/映像音響処理技術者/カラーコーディネーター検定(アドバンス・スタンダード)

※特に4年次には学校現場での教育実習が必修。中学校の免許状取得希望なら期間は3週間以上、高校の場合は2 週間以上。中学校免許状の場合は、2年次に特別支援学校および社会福祉施設にて合計7日間の介護等体験が必要。

PICK UP

関連リンク

3つのポリシー

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