情報デザイン学部
環境デザイン創成学科
Department of Environmental Design and Innovation
環境デザイン創成学科
VISION
文理融合の視点で地球環境問題を探究し、
持続可能な新しいビジネスや
社会システムを創造する
地域から地球規模に及ぶ様々な課題、特に工学・技術的視点だけでは解決できない課題に関して、文理融合の視点で探究して実際的な解決策をデザインし、持続可能な新しいビジネスや社会システムをプロジェクトを通して創造できる人材を育成します。
学科概要
学科の特徴
1人ひとりの多様な幸せが実現できる社会を目指して、工学、技術、経営、文化、芸術を広範に学び、持続可能な生活や社会の環境を多様な視点・視野・視座から統合的に探究しデザインできる人材の育成を目指します。
3つのポイント
- サイエンス×デザインの視点で、未来を見通す力や、先見力を身につけます。
- 環境×デザインの視点で、地域や社会の全体像を描く構想力や、構成力を身につけます。
- コミュニケーション×デザインの視点で、お互いを理解して、共に働く力を身につけます。
キーワード
- 環境×テクノロジー×デザイン
- SDGs×ウェルビーイング
- 場づくり・人づくり
学科の学び
主な専門科目
-
イノベーション・デザイン
イノベーティブな取り組みを生み出すための手法論として、NABCと呼ばれるニーズ、アプローチ、費用対効果、競合比較を盛り込んだフレームワークや、価値創出フォーラムといったフィードバック手法を身に付けることで、プロジェクトデザインや専門研究に活用できるようになることを目指す。
-
思考のトレーニング
「心とは何か」という問題に関する哲学の概念や理論を学ぶ。心を外的環境から独立したものと捉えた、デカルトやヒュームといった過去の哲学者を振り返ると共に、心を環境との相互作用からなるものとして捉え直す見方を、ベルクソンやメルロ=ポンティといった哲学者の考えから見ていく。これによって、人間を環境の中で生きる存在者として捉え直す姿勢を身に付ける。
-
ウェルビーイングシティ政策デザイン
地方創生に関する考え方の基本的な背景や流れを学ぶと共に、地域幸福度(Well-being)指標を用いた地域の分析方法を修得。地域幸福度指標を用いた地域の分析を行いながら、地域ごとに存在する弱みを補い、強みをさらに魅力的なものとするための政策をデザインする能力を身に付ける。
-
環境アート・デザイン論
アート(芸術作品)の対話型鑑賞や環境アートなどについて具体的に学ぶと共に、アートの活用を組み入れた地域活性化について検討する。さまざまな事例から、アートの効果を理解して、有効に活用できることを目指す。
専門科目一覧
1年次 | 情報デザイン学キャリアデザイン(環境デザイン創成)/Webデザイン/経営学入門/データアナリティクス入門/グラフィック・コミュニケーション/グローバル開発論/コミュニケーション・デザイン入門/プログラミング基礎/社会調査法 |
---|---|
2年次 | イノベーション・デザイン/カーボンニュートラル概論/ウェルビーイングシティ政策デザイン/コミュニケーション・デザイン実践/経営分析とESG /マーケティング基礎/地域・ランドスケープ計画論/社会シミュレーション/環境・空間調査分析法/3次元コンピュータグラフィックス入門/共生社会デザイン概論/異文化理解・コミュニケーション/思考のトレーニング/ランドスケープ入門 |
3年次 | グローバルリーダーシップ実践/データアナリティクス/環境・エネルギーシステム論/サステナブルファイナンス/映像メディアと環境応用/バリアフリー・ユニバーサルデザイン論/SDGs・GX・SX入門/環境と倫理/環境アート・デザイン論/学習理論と環境応用/ヘドニスティック・サステナビリティ実践/環境デザイン創成専門実験・演習A/環境デザイン創成専門実験・演習B/NGO組織デザイン概論 |
資格
-
取得できる教育職員免許状
高等学校教諭一種免許状(情報)※
※文部科学省に申請中。ただし、文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期等が変更になる可能性があります。
・特に4年次には学校現場での教育実習が必修。中学校の免許状取得希望なら期間は3週間以上、高校の場合は2週間以上。中学校免許状の場合は、2年次に介護等体験の実習へ行く。