情報理工学部
情報工学科
Department of Information and Computer Science
情報工学科
VISION
ハードとソフト、
情報ネットワークを学び
高度情報化社会を発展させる
加速度的に進む高度情報化社会を支え、さらに発展させる人材の育成を目指します。具体的には、コンピュータサイエンスを十分に理解し、コンピュータアーキテクチャやIoTといったハードウエア・ソフトウエアの技術、情報セキュリティやブロックチェーンといったネットワーク関連技術を有した人材を育成します。
学科概要
学科の特徴
コンピュータサイエンスを深く理解し、高度情報化社会を支え発展させる人材の育成を目指します。
3つのポイント
- ハードウエア・ソフトウエアの技術、およびネットワーク関連技術を広く学びます。
- 仮想化技術によって支えられるクラウドシステムや情報セキュリティ技術を学びます。
- IoT技術とデータ活用手法、ブロックチェーンを背景としたWeb3関連技術を学びます。
キーワード
- コンピューターアーキテクチャ
- IoT
- 情報セキュリティ
- 仮想化技術
- クラウドシステム
- ブロックチェーン
学科の学び
主な専門科目
-
プログラミングⅠ
適切な開発環境を自分のパソコンに用意でき、Pythonの文法事項を理解した上でプログラムが書け、書いたプログラムを実行できるようになることを目指す。
-
情報ネットワーク
現在のインターネットを支えるプロトコル群であるTCP/IP 、また関連するさまざまな通信技術の知識と理論を学習する。このことにより、LANやWANなどのコンピュータネットワーク、さらにはWWWがどのようなものであるのかを理解し、ネットワーク運用に関する基礎的なスキルを身に付ける。
-
符号理論とブロックチェーン
近年の通信やコンピュータ・ネットワークの目覚ましい発展の基礎をつくった情報理論および符号理論を修得する。情報を量としてどう表すか、そこで必要な確率の概念や情報源およびその効率的符号化方法を学び、通信路で生じた誤りを訂正するための誤り訂正符号を理解する。
-
コンピュータアーキテクチャ設計
コンピュータはハードウェアとソフトウェアが一体となり情報処理を行っている。本科目では、コンピュータにおいて計算処理を実行するプロセッサの機能と構成を、回路設計を通して学ぶ。具体的には、論理回路シミュレータを用いて、基本的なプロセッサの構成部品から、任意の命令を実行可能なプロセッサまでの設計を行う。
専門科目一覧
1年次 | 情報工学入門とキャリアデザイン/プログラミングI/コンピュータシステム基礎/離散数学/論理回路/情報ネットワーク/プログラミングII/プログラミングIII |
---|---|
2年次 | アルゴリズムとデータ構造/オブジェクト指向プログラミング/データベース/情報工学基礎演習/コンピュータアーキテクチャ基礎/ソフトウェアデザイン/オペレーティングシステム/確率と統計/組込みシステム/情報工学系代数学/アルゴリズムデザイン |
3年次 | コンピュータグラフィックス/符号理論とブロックチェーン/情報システムデザイン/分散システム/デジタル通信と信号処理/コンピュータアーキテクチャ設計/データサイエンス/形式言語とオートマトン/ネットワークプログラミング/知識情報処理/プログラミング言語とコンパイラ/情報セキュリティ/仮想化技術とクラウドシステム/映像メディア処理/機械学習/量子コンピューティング/情報工学専門実験・演習A/情報工学専門実験・演習B |
資格
-
取得できる教育職員免許状
高等学校教諭一種免許状(数学)※
中学校教諭一種免許状(数学)※
高等学校教諭一種免許状(工業)※
高等学校教諭一種免許状(情報)※
※文部科学省に申請中。ただし、文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期等が変更になる可能性があります。
・特に4年次には学校現場での教育実習が必修。中学校の免許状取得希望なら期間は3週間以上、高校の場合は2週間以上。中学校免許状の場合は、2年次に介護等体験の実習へ行く。