工学部

環境土木工学科

Department of Civil and Environmental Engineering

環境土木工学科

メニュー

VISION 災害から人命を守り、
安心で豊かな生活の実現をめざす

激甚化する災害を防ぎながら、地域の自然・文化と調和する、安全で安心、健康で持続性のある環境づくりが求められている。本学科では、山・平野・海に恵まれた北陸を主な調査・実践のフィールドとし、ICTを取り入れた次世代型の土木技術を活用しながら、道路・鉄道・港などのインフラの整備とともに、地域の自然や文化と共生する環境の構築について学習し、グローバル時代の国際開発も意識した、幅広い計画・設計・施工・メンテナンス・運営できる人材の養成を目的とする。

学科概要

学科の特徴

地域から国土に至る環境を構築し、市民生活の持続的な発展を創造できる人材の育成を目指します。

3つのポイント

  1. 土(山地・地盤)と水(海・川)に関わる災害を防ぎ、豊かな自然を活用する技術を学びます。また金沢には魅力的な歴史・文化があり、その強みを生かしたまちづくりについても学べます。
  2. 生活に必要なインフラ(道路、鉄道、港湾、橋、地下空間など)の計画・設計・施工と、メンテナンス・運営のための技術と仕組みを学びます。
  3. 高度情報化社会における環境の構築と運営を支えるための情報システムとして、GNSS・地理情報システム・電子地図の利活用などに必要な技術を学びます。

キーワード

  • 土木設計・情報施工・メンテナンス
  • 防災・減災(レジリエンス)
  • 技術と自然環境の調和
  • 地理空間情報×高次元計測
  • 交通
  • 国土・都市・地域計画

学科の学び

主な専門科目

  • 構造力学

    橋などの土木構造物は作用する外力(荷重や地震力)に対して、安全で、かつ耐久性能を有し、経済性をも考慮して設計されなければならない。この設計に必要となる基礎的な知識を修得する。

  • 環境材料学

    地域環境を考慮して、土木構造物の適切な設計・施工・維持管理ができるようになるために、材料科学に関する基礎的な知識を修得する。その上で、コンクリート・鋼材など土木材料の特徴を理解する。

  • 水理学

    河川や海洋は、豊かな自然環境を創造する一方で、洪水や高潮などの災害も引き起こす。この利水や治水を考慮し、堤防やダムなどを設計するための基礎となる水理学に関する知識を修得する。

  • 防災工学

    社会インフラを安全に供用し続けるために、土木構造物のメンテナンスに関する基礎的な知識を修得する。また、過去の災害を分析し、適切な対策を施し、安全な社会を構築するために、防災に関する基礎的な知識を修得する。

専門科目一覧

1年次 工学大意(環境土木)/土木数理/測量学Ⅰ・Ⅱ/アカデミックドローイング/環境土木工学設計Ⅰ/アカデミックライティング/構造力学Ⅰ・Ⅱ
2年次 環境材料学/土質力学Ⅰ・Ⅱ/水理学Ⅰ・Ⅱ/測量実習・演習Ⅰ/環境土木工学設計Ⅱ/鉄筋コンクリート工学
3年次 交通工学/土木施工学/測量実習・演習Ⅱ/構造設計学/地盤工学/空間情報工学/環境工学Ⅰ・Ⅱ/防災工学Ⅰ・Ⅱ/建設マネジメントⅠ・Ⅱ/環境土木専門実験・演習A・B/地域環境デザイン/地盤工学演習/空間情報工学演習/構造設計演習

教員・研究室紹介

進路・資格

  • 主な就職先

    過去3年間の環境土木工学科の実績
    学部卒業生
    安藤・間/奥村組/オリエンタルコンサルタンツ/鹿島道路/きんでん/熊谷組/五洋建設/東海旅客鉄道/西日本旅客鉄道/ジェイアール東海建設/清水建設/大成建設/戸田建設/西松建設/日建技術コンサルタント/NIPPO/前田道路/国土交通省/青森県庁/新潟県庁/富山県庁/石川県庁/大阪府庁/岐阜県庁 他

  • 取得できる教育職員免許状

    高等学校教諭一種免許状(工業)

・特に4年次には学校現場での教育実習が必修。中学校の免許状取得希望なら期間は3週間以上、高校の場合は2週間以上。中学校免許状の場合は、2年次に介護等体験の実習へ行く。

関連リンク

3つのポリシー

関連する大学院