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シンガポール、インドネシアの学生が金沢工業大学の学生と扇が丘キャンパスで
製品化に取組む。ラーニングエクスプレス成果発表会開催

シンガポールとインドネシアの学生たちが金沢工業大学に到着 KIT金沢工業大学では、グローバル人材育成プログラム「ラーニングエクスプレス」の一環として、12月17日(水)より扇が丘キャンパスで、シンガポール、インドネシアから招聘した大学生10名と金沢工業大学の学生が共同で、インドネシアの村でのフィールドワークで創出した解決策の製品化に取り組みます。*

この成果発表会を12月20日(土)17時から金沢工業大学扇が丘キャンパス23号館1階パフォーミングスタジオで開催します。

「ラーニングエクスプレス」について

金沢工業大学では学生が多国籍チームを組み、アジアの村でのイノベーション創出に取り組むグローバル人材育成プログラム「ラーニングエクスプレス」を実施しています。「地元産業の改善」や「観光の活性化」、「水の浄化」等、地域発展、環境問題、持続可能な社会の観点から、村人の立場になって考え、今何が必要とされているのか問題を発見し、創出した解決策はプロトタイプ(試作品)として具体化して村人に提案します。

今年9月に行われたプログラムでは、金沢工業大学の学生がシンガポール、インドネシアの大学生とチームを組み、インドネシア・ジョクジャカルタ近郊の村で、その地区で作られている竹製家具の製作過程の改善に取り組みました。

この時に解決策として生み出された竹を精度よく輪切りにする工具について製品化を行うことになり、シンガポール、インドネシアの大学生と金沢工業大学の学生が12月17日(水)13時から17時まで、扇が丘キャンパスで共同で製作に取り組みます。場所は、金沢工業大学扇が丘キャンパス23号館1階、夢考房26、24号館1階(化学実験室)を予定しています。

今回製品化された竹切り工具は来年3月にインドネシアに持参し、導入を図る予定です。

招聘する大学生の所属大学は以下の通りです。

・シンガポール理工学院(Singapore Polytechnic、シンガポール)

・ムハマディア大学ジョグジャカルタ校(Universitas Muhammadiyah Yogyakarta、インドネシア)

・ペンバングアン大学ジョグジャカルタ校(Universitas Pembangunan Nasional “Veteran” Yogyakarta、インドネシア)

*シンガポール、インドネシアからの大学生10名の受け入れは、独立行政法人 科学技術振興機構(JST)の日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)の支援を受けて行われます。

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