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環境土木工学科1年生63名が国土交通省のプロジェクトを学習
KIT環境土木工学科1年生63名が10月22日(火)、プロジェクトデザイン教育の一環として、富山県内で進められている国土交通省のプロジェクトを見学しました。
学生達は国土交通省のスタッフによる社会資本の整備や管理について講義を受けた後、国土交通省が平成26年開通を目指して進めている能越自動車道七尾氷見道路の工事現場に出向き、大規模土工や橋梁工事、トンネル工事を見学しました。
プロジェクトデザイン教育は問題発見から解決に至る過程・方法を実践しながら学ぶKITオリジナルの教育です。ユーザーがどんなものを必要としているのか、問題を発見し、知識やアイデアを組み合わせて解決策を創出し、具体化して実験・検証・評価します。
世界を代表する97の高等教育機関で行われ、世界標準の工学教育となっている「CDIO」(Conceive(考え出す)→Design(設計する)→Implement(実行する)→Operate(操作・運営する))の手法も取り入れ、グローバル人材に期待される「イノベーション力」を実践的に身につけていきます。
1年次後学期に行われる「プロジェクトデザインI」では身近なものからテーマを選び、「問題の発見→問題の明確化→アイデアの創出と評価・選定→アイデアの具体化」という技術者の創造のプロセスを体験します。
学生達は普段は目にすることが難しい国土交通省のプロジェクトを実際に見学することで、環境土木分野における技術者像をイメージできるとともに、プロジェクトデザインで取り組む実践的な課題を見つけます。
【金沢工業大学と国土交通省北陸地方整備局との連携について】
金沢工業大学と国土交通省北陸地方整備局は、平成24年4月10日、連携・協力に関する協定を締結。災害関連情報の相互利用や平常時・災害時における技術的・学術的な連携・協力を進めています。
【プロジェクトデザイン教育について】
金沢工業大学はプロジェクトデザイン教育を通じて世界標準の工学教育を推進しています。
詳細は下記の「イノベーション力」育成を図るプロジェクトデザイン教育と学習環境Webサイトをご覧ください。