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夢考房チームがレスキューロボコンで消防庁長官賞・ベストロボット賞をダブル受賞(8/9)

 金沢工業大学 夢考房メカニカルサポートプロジェクトが2009年 8月8日(土)・9日(日)に神戸サンボーホール(兵庫県神戸市中央区)で開催された「第9回レスキューロボットコンテスト」で、消防庁長官賞・ベストロボット賞をダブル受賞しました。

夢考房メカニカルサポートプロジェクト

レスキューロボットコンテスト(レスコン)は阪神・淡路大震災をきっかけに生まれた災害救助をテーマにしたロボットコンテストです。


第9回大会は26チームの応募があり、書類審査の結果、20チーム(大学13,短大1、高専3、高校1、一般2)が競技会に出場しました。


競技会では2チームが同時に競技を行います。被災した市街地を模擬した1/6 スケールのフィールド(50m×50m)で、複数のロボットを遠隔操縦し,ガレキや障害物を取り除き,要救助者に見立てた身長20~30cmの人形3体を救助します。


人形には圧力センサや加速度センサが内蔵され、人形に過大な力や衝撃が加えられると「痛みや不快感」として減点の対象となります。


このため、当競技会では、ロボットの遠隔操縦技術、対象物をやさしく扱う技術、複数のロボットの協調技術という3つの要素技術が求められます。


夢考房チームは4台のロボット(瓦礫を取り除くロボット2台、救助・搬送ロボット2台)で競技にのぞみ、実際の災害現場でも活用できる実践的技術が高く評価され、「消防庁長官賞」とともに、日本ロボット学会賞である「ベストロボット賞」をダブル受賞しました。


レスキューロボットコンテスト 大会ホームページ
http://rescue-robot-contest.org


夢考房メカニカルサポートプロジェクトについて
http://www.kanazawa-it.ac.jp/yumekobo/project/09mechanical.html

 



 【夢考房チームが大健闘/8月の競技結果】


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