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平成30年4月、金沢工業大学の学部学科が新しくなります

イノベーション創出をめざして「世代・分野・文化を超えた共創教育」を実践する金沢工業大学は、平成30年4月に4学部12学科へ大幅にリニューアルします。

リニューアルのポイント

*工学部をリニューアル。

・電気電子工学科に電気工学コース・電子工学コースを新設。

・環境土木工学科を工学部へ編成。

*建築学部を新設。

・建築学科に建築デザインコース・建築エンジニアリングコースを

新設。

*情報フロンティア学部をリニューアル。

・心理科学科(名称変更予定)のカリキュラムは公認心理師に対応予定です。

4学部12学科の構成

学部名 学科名
工学部 機械工学科
航空システム工学科
ロボティクス学科
電気電子工学科
情報工学科
環境土木工学科
情報フロンティア学部 メディア情報学科
経営情報学科
心理科学科
建築学部 建築学科
バイオ・化学部 応用化学科
応用バイオ学科

工学部 <リニューアル>

電気電子工学科

・電気工学コース ・電子工学コース

社会のあらゆる分野で重要度の高い電気エネルギー技術やエレクトロニクス技術に加えて、高度情報化社会の基盤である情報通信技術の基礎学力を身につけます。特に、エネルギー問題の関心が高まる現代社会において、電気エネルギーの有効活用が大きな課題となっています。そのため、高効率な電気エネルギー利用技術、高精度な機器・制御技術、多機能な電子デバイス技術などの専門知識のほか、便利で快適な暮らしを実現する無線通信技術、音響・映像技術などの専門知識を修得します。

コースは入学後、2年次に選びます。

環境土木工学科

グローバルな国際開発を意識した地域の建築・道路・鉄道・エネルギー・水道・通信ネットワークなどのインフラの整備、自然や資源を守る地球環境の保全を対象とし、幅広い計画・設計・施工・維持管理ができる専門的な基礎知識を身に付けた人材を育成します。環境技術・防災技術・地域政策を総合的な学びの領域とし、環境を創造できる人材を育成します。さらに、機械系、電気系、情報系の知識を基礎とし、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を土木技術に積極的に取り入れた次世代型の土木技術を応用できる人材を育成します。

建築学部 <新設>

建築学科

・建築デザインコース ・建築エンジニアリングコース

建築学に関する幅広い専門的知識を学び、経済性や生産性を考慮しながら、美しく機能的な建築空間を計画・設計し運営できる能力、及び安全で快適な建築構造・建築環境を構築し運営できる能力を育成します。

建築デザインコースでは、豊かで美しく持続性のある建築や地域の環境形成が求められている現代にあって、建築・住宅・インテリアからまちづくり・都市レベルに至る人間環境を計画・設計できる高度な専門知識・デザイン力を身につけます。

建築エンジニアリングコースでは、エコロジカルで快適かつ安全・長寿命の建築が求められている現代にあって、建築・都市の環境設備計画、構造計画及びその生産・運営管理ができる高度な専門知識・技術を身につけます。

コースは入学後、2年次に選びます。

情報フロンティア学部 <リニューアル>

心理科学科

近年、産業や教育の現場では人間のこころの動きを活用して、より魅力的な製品の企画や安全で効果的なシステムの改善を行うことが増えています。心理科学科では、こころの動きを測定し、それを実際の現場に活用するための技術を身につけることを目標に、幅広い科目を用意しています。心理学関係の科目群では知覚、感情、学習といった人間のこころの働きや、社会心理、コミュニケーション心理、カウンセリングといった人間関係に関して学びます。心理感性評価の科目群では消費者心理、人間工学、ヒューマンインタフェースなど、ものづくりやシステム設計への応用を見据えた知識、技術を身に着けます。さらに脳・生理関係の科目群では産業界で必要とされることが多くなってきた、脳や生体に関する知識や、その測定技術を獲得することで、社会で活躍できる人材を育成します。

なお、心理科学科のカリキュラムは公認心理師に対応予定です。

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