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大学院建築学専攻モジュール統合科目の建築作品が金沢市役所で展示

建築学専攻モジュール統合科目は学内インターンシップの演習科目に位置付けられ、近年では金沢市から具体的な建築課題の提供を受けています。昨年度からは地区公民館の再生を考えるテーマが与えられ、平成28年度は歴史・文教地区である小立野文化会館と、昭和に開発された公営団地内の三和文化会館を対象に建築再生の計画提案がなされました。この演習科目では、計画・構造・環境設備を専門とする院生がグループを組み、それぞれの専門的視点を生かして建築提案しています。各グループは公民館へのヒアリングや現地調査、環境調査、およびこれらの分析を重ね、独自性のある問題発見および高度な建築解の検討をおこなっている。小立野文化会館に対しては2グループの2作品、三和文化会館に対しては3グループの3作品が制作され、昨年の8月5日に23号館パフォーミングスタジオにて、両館長、金沢市職員および著名建築家2名が参加する公開発表・講評会を行いました。

金沢市役所を含む公共施設での展示は、金沢工業大学大学院における官学連携教育の取り組みや大学院生の提案内容を広く公開する目的で毎年行われています。本年度の作品は、3月7日から3月14日まで金沢市役所1Fのラウンジにて展示されます。

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