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高等学校・教育関係者を対象に数理工教育セミナー
『高大接続改革に向けた数理教育の取り組み』開催

金沢工業大学では、高等学校・教育関係者を対象に第15回 数理工教育セミナー『高大接続改革に向けた数理教育の取り組み』を平成29年3月18日(土)10時から16時40分まで金沢工業大学扇が丘キャンパス23号館4階409室で開催します。
参加費は無料。申込締切は3月3日(金)17時までです。



【第1部】
■招待講演
・10:10~11:00 「高大接続改革の狙いと方向性」
小林 浩 氏 (リクルート進学総研 所長)   


・11:20~12:10 「数学科における主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」
御園真史氏 (島根大学教育学部准教授)


■高等学校教員からの事例報告
・13:20~14:00 「アクティブ・ラーニングを取り入れた授業デザイン」
前田 学氏 (石川県立金沢泉丘高等学校  教諭)


・14:00~14:40 「反転授業の可能性」
田中 裕一郎氏(石川県立野々市明倫高等学校 教諭)


■金沢工業大学数理工教育研究センター教員からの事例報告
・15:00~15:40 「学生に考えさせ気づかせる授業とその効果~ピア・インストラクションを導入した授業~」
山岡 英孝(金沢工業大学数理工教育研究センター 講師)



【第2部】意見交換
・15:50~16:40懇談会 (23号館415室 )



【セミナー・お申し込み・お問い合わせ先】
金沢工業大学 数理工教育研究センター事務室
電話076-294-6470
WEBページでも お申し込みができます。
http://www.kanazawa-it.ac.jp/efc/



【開催の趣旨】
平成28年3月31日、高大接続システム改革会議において報告された高大接続システム改革は、高等学校教育改革、大学教育改革、および大学入学者選抜改革をシステムとして、一貫した理念の下、一体的に行う改革とされています。

ここでは「基礎的な知識及び技能」「これらを活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力」および「主体的に学習に取り組む態度」で表現される「学力の3要素」を基盤として、多様な人々と協力しながら、主体性を持って新たな価値を創造していく力を身に着けることが求められています。

このような目的を達成するためには、課題の発見、解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習(いわゆる「アクティブ・ラーニング」)の視点からの学習・指導方法の抜本的充実を図ることが不可欠です。

現在、高等学校や大学では、高大接続システム改革のもとアクティブ・ラーニングを主体としたさまざまな授業の取り組みが開始されています。そして、授業改革の一環としてICTの導入など教育環境も大きく変化してきています。

以上の状況をふまえ、平成28年度の第15回数理工教育セミナーでは、「高大接続改革に向けた数理教育の取り組み」をテーマとして開催します。

本セミナーでは、高大接続システム改革についてその考え方と具体的な内容を理解するとともに、高校、大学で行われている高大接続に向けたさまざまな授業改善の取り組みについて発表を頂き、意見交換をふまえて、今後の教育に役立てていきます。


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