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大学院生が設計製作した模型ジェット機や最先端の研究成果を展示。
航空システム工学科が国際航空宇宙展にブースを出展

金沢工業大学・航空システム工学科の研究室が、10月12日(水)~15日(土)に開催される「2016年国際航空宇宙展(ジャパン エアロスペース2016/JA2016)」に出展し、最新の研究成果を展示します。会場は東京ビッグサイト西展示棟となります。

航空宇宙展は、国内外の関連企業・団体を一同に集めて、トレード・情報交換等の促進を図るとともに、航空宇宙関連産業の振興と航空宇宙産業に対する国民の理解、ならびに若年層の関心喚起等を目的としたイベントです。

金沢工業大学のブースでは、各研究室の研究成果を展示します。例えば、模型ジェット機は金沢工業大学大学院のプロジェクト型授業で、大学院生が設計から製作までを行ったもので、初飛行も成功させています。さらに、3Dプリンタで製作した航空機部品や、実際に研究や授業で使用された機体などを展示するほか、金沢工業大学が参加する、ボーイング社のBoeing Externship Programなどの教育プログラム、大学設備などについても紹介します。

大学院生の設計・製作による模型ジェット機

展示内容(予定)は以下のとおりです。

・ジェットエンジンを搭載した模型飛行機

大学院の「モジュール統合科目」で大学院生が設計製作した機体。ジェットエンジン駆動と先尾翼の採用が特徴で、7月の初飛行で安定飛行に成功しました。

・電磁波シールドボックス+各種電磁波シールド処理をしたアクリル(窓材):小栗研究室

電磁波環境の複雑化に伴い、最近の航空機では、窓を電磁波シールドする技術の適用が進んでいます。この電磁波を遮蔽するボックスは、一面に開口部があり、その部分に開発中の特殊な透明の表面処理を施工したアクリル材を設置することにより、電磁波シールド性を評価することができます。

・実験用ライナ:藤研究室(JAXA共同研究)

・モジュール機の小型飛行試験機(プロペラ機):岡本研究室

・モジュール機の風洞実験模型:岡本研究室

・学科・教育・研究紹介 など

金沢工業大学のブースは西4ホール・アカデミックエリアのAC-008です。ぜひご来場ください。

【関連リンク】

2016年国際航空宇宙展 公式Webサイト

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