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川﨑研究室の浦口昻久さん、池ヶ谷祐輔さんが
第13回「主張する『みせ』学生デザインコンペ」で奨励部門賞を受賞

金沢工業大学・川﨑研究室の浦口昻久さん(博士前期課程 建築学専攻1年)、池ヶ谷祐輔さん(建築デザイン学科4年)の共同作品「かたちのないみせ」が、第13回「主張する『みせ』学生デザインコンペ」で奨励部門賞を受賞しました。

「主張する『みせ』学生デザインコンペ」は、公益社団法人 商業施設技術団体連合会が、平成15年より毎年実施している全国的なコンペです。まちづくり、みせづくりである商業施設づくりに対する技術の向上と意識の高揚に寄与するコンペとして実施されています。今年の応募件数は420件でした。

今回のコンペで、浦口さんと池ヶ谷さんは、金澤月見光路(*)で実践・検討してきたデザイン構築方法を「かたちのないみせ」としてコンペに提案し、見事受賞しました。「かたちのないみせ」では、正方形のピースの組み合わせで店が構成され、場所や使い方、時には人の気分に合わせてかたちを変えていくことができる仮設のみせ(店)が提案されました。空間や規模に応じてさまざまな空間を作り出し、またモノをディスプレイしたり、パネルをはめ込むなど、自由にカスタマイズできることを特徴としました。

月見光路プロジェクトのデザイン提案は、第42回石川県デザイン展でも公益社団法人石川県観光連盟理事長賞を受賞しており、今回の受賞はこれに続くものとなります。

*金澤月見光路

月見光路(つきみこうろ)とは、金沢市中心市街地を元気づけようと、金沢工業大学の学生約180名が、地元商店街や地元住民が連携して、あかりのオブジェで街中を幻想的に演出する企画です。地域の活性化とともに学生の研究発表の場となる月見光路は、産官学および地域連携の活動として、今年で12年目を迎える事業です。【受賞実績:北陸建築文化賞(2007年度)、グッドデザイン賞(2009年度)、金沢市文化活動賞(2013年度)、石川県観光連盟理事長賞(2015年度)】

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