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野々市市・金沢市が「プロジェクトデザインⅡ」に研究テーマを提供
学生が授業で地域の課題に取り組む

野々市市(写真上)・金沢市(写真下)の担当者がビジョンやテーマを解説KIT金沢工業大学では、授業科目「プロジェクトデザインⅡ」の研究テーマを野々市市と金沢市から提供していただくことになり、4月10日(金)、参加希望学生に対して、市の担当者からビジョンやテーマについて解説が行われました。

金沢工業大学では学生がチームを組み問題発見・解決に取り組む「プロジェクトデザイン教育」をカリキュラムの柱としています。このうち、「プロジェクトデザインⅡ」は2年次前学期に行われる必修科目です。学生はチームを組み、専門に関連した問題や自治体から提供されたテーマなどから取り組みたいテーマを決め、解決策を創出します。

今回のテーマ提供を受け、学生は市役所などで情報収集・フィールドワークを行い、8月初旬の成果報告会で解決策を発表する予定です。地域のリアルな課題に取り組み、学生の発想で新しいアイデアが生みだされることが期待されます。2市の職員はオブザーバーとして、意見交換会や成果報告会などに参加します。

野々市市 提供テーマ

野々市市の投票率の向上
野々市市の将来の人口
応急仮設住宅の供給等
その他(学生による提案)

金沢市 提供テーマ

公衆無線LANの利用促進策について
観光力の強化策について
金沢の歴史文化資産の保存活用策について -「金澤町家」を考える-
加賀野菜のブランド力向上について
エコライフ・再生可能エネルギー利用促進策について
命を守る住まいづくりについて
その他(学生による課題発案)

今回のテーマ提供は、野々市市・金沢市との連携協定、文部科学省の採択を受けた「地(知)の拠点整備事業」の実践として行われるものです。

【関連リンク】

プロジェクトデザイン教育

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「プロジェクトデザインII」に金沢市、野々市市が研究テーマ提供。地域課題の解決策創出に取り組む(2014年4月12日)

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