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学生同士が学び合う、国内では類を見ない「革新的な学びの場」
23号館が竣工

金沢工業大学では、扇が丘キャンパスで平成23年5月10日から建設を進めておりました23号館(鉄骨造 地下1階 地上5階建 延床面積13,271平方メートル)が9月21日(金)に竣工しました。

 

[23号館の特長1]

イノベーション&デザインスタジオ新しい教室環境「イノベーション&デザインスタジオ」を今後整備し、25年度新学期から運用

 

23号館1階に設置が予定されている「イノベーション&デザインスタジオ」は、コラボレーションスタジオ、コミュニケーションスタジオ、パフォーミングスタジオと学生ステーションからなります。

 

金沢工業大学ではチームで問題発見解決に取り組む「プロジェクトデザイン教育」をカリキュラムの主柱に据え、産学連携、地域連携、大学間連携で取り組む教育研究プロジェクトを積極的に推進しています。

 

議論した内容を自在にデジタルデータとして加工や保存ができるインタラクティブホワイトボード(電子黒板)を使ったチーム学修が可能なブースや、聞き手の反応を把握しながら双方向の動的なプレゼンテーションを行う発表ブース、企業や自治体、他大学等との双方向の遠隔授業が可能な環境などを今後整備し、解が多様な問題に取り組めるグローバル人材の育成を目指します。本格運用は来年4月から予定しています。

 

また、学生ステーションには、学生による学生のための相談コーナーや、学生同士が交流するイベントの企画・運営、キャンパス内で勤務する学内インターンシップの窓口が設けられます。

 

[23号館の特長2]

14の教室と2つの学習支援センターが集積し、後学期にあわせて本格運用を開始

 

最新の視聴覚設備を有する講義室が14室設けられます。これまでキャンパス内に分散していた基礎英語教育センター(英語の学習支援)、イングリッシュラウンジ(英語会話が学べるラウンジ)、数理工教育研究センター(数理科目の個別指導)が23号館に移転し、9月25日から始まる後学期から運用が始まります。

 

[23号館の特長3]

扇が丘キャンパス講義棟群のハブとしての機能

 

23号館は扇が丘キャンパス北校地講義棟群と2階部分で接続し、学生がキャンパス内で一番行き来する「ハブ」機能を持ちます(8号館とは来年以降接続予定)。正課・課外で学生がチーム学修に取り組む国内でも類を見ない「革新的な学びの場」として、活用が期待されています。

 

23号館の概要

1階:イノベーション&デザインスタジオ

2階:講義室:80名収容×1室、180名収容×1室、

   240名収容×2室

   基礎英語教育センター、イングリッシュラウンジ

3階:講義室:180名収容×2室、240名収容×2室

   基礎英語教育センター

4階:講義室:80名収容×2室(遠隔授業が可能)、

   180名収容×1室

   数理工教育研究センター

5階:講義室:80名収容×1室、120名収容×2室

   数理工教育研究センター

 動画での紹介はこちら

 

■自然エネルギーを積極的に取り入れる。

・開閉窓を設け、自然通風が可能

・外壁面に日射調整装置のルーバーを設け熱負荷を軽減

 

■外壁面の断熱性を高める

・外壁面は押出成形セメント板とアルミカットパネルの間に隙間を設け、風が通ることで熱負荷を軽減

 

■屋上緑化

・屋上面を緑化し屋根への熱負荷を軽減

 

■ライフサイクルコストの低減

・外壁の乾式工法・内部壁の乾式間仕切の導入など、建設・修繕・改修・維持管理・エネルギー・解体までのすべての段階を見越したライフサイクルコストの低減に努めている

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