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月見光路プロジェクトが『2009年度 グッドデザイン賞』を受賞(10/1)

GOOD DESIGN


金沢工業大学では、「金沢工業大学月見光路プロジェクト」がこのたび財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2009年度グッドデザイン賞」(Gマーク)を受賞いたしました。

 




受賞対象名:あかりによる地域活性化プロジェクト[月見光路]
事業主体名:金沢工業大学月見光路プロジェクト
領域/分類 :社会領域-まちづくり・地域づくり
受賞企業  :金沢工業大学(石川県)


「金沢工業大学月見光路プロジェクト」は、金沢都心部の空洞化を背景として、照明オブジェにより広域的なランドスケープと夜景観の創出を行い、昼夜における都心部の活性化を図る「まちづくり+デザイン教育」プロジェクトです。

月見光路2008マスタープラン
<月見光路2008マスタープラン>


この試みはH16年から開始され、「月見光路」としてNPO法人や幼稚園・小学校との協同、能登地震復興キャンペーンへの参加、金沢市との連携といった広がりを続けています。
このデザイン制作やまちづくりは大学の実践的なデザイン教育の一環として行われています。


そこでは金沢工業大学建築系学生有志が中心となり、計画意匠・景観・構造・構法・光環境といった専門背景を持つ教育・研究者の指導のもと、地域と協力しながらのデザイン活動を展開しています。

あかりのデザインコンセプト
<あかりのコンセプトと事例>


表彰式は、11月6日に東京ミッドタウン・ホール(港区・赤坂)で開催される予定です。


■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
学生が主体となり、地域住民を巻き込み、まちを元気にするためのあかりのデザインプロジェクトである。5年間に渡り実践してきたこと、参加人数、参加エリアを見ると簡単に実現できるものではなく、その活動を評価したい。今後とも息の長い活動として継続していくために、ある意味無理なく、より本質的な金沢らしさを追求していくことを願っている。

あかりにいざなわれ、集う人々
<あかりにいざなわれ、集う人々様々なシーン>


 ■グッドデザイン賞とは:
「グッドデザイン賞(Gマーク)」は、1957年に通商産業省によって設立された「グッドデザイン選定制度」を継承し、1998年より財団法人日本産業デザイン振興会の主催事業として運営される、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度です。これまで50年以上にわたり、新しい時代の文化と生活を創造することを目的に「より豊かなライフスタイル」と「良いビジネス」を導く運動として展開され、のべ受賞件数は35,000件以上にのぼり、今日では国内外の多くの企業や団体が参加しています。また「グッドデザイン賞」受賞のシンボルである「Gマーク」はすぐれたデザインを示す象徴として広く一般に親しまれています。



【月見光路ホームページ】
http://www.kanazawa-it.ac.jp/prj/tsukimi/


【「2009年度グッドデザイン賞受賞」結果ホームページ
http://www.g-mark.org/award/detail.html?id=35701&sheet=outline


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