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高等学校教員、教育関係者を対象に「第21回 数理工教育セミナー」を開催。「導入が本格化した情報教育における高等学校と金沢工業大学における取り組みと現状」をテーマに。 2月25日(土)10時30分から15時30分 実施

金沢工業大学では「導入が本格化した情報教育における高等学校と金沢工業大学における取り組みと現状」をテーマとした「第21回数理工教育セミナー」を、2023年2月25日(土)10時30分~15時30分に開催します。

本セミナーでは、「高大連携による数理教育研究会」の活動の一環として、数理教育に関する直近の話題や課題などをテーマに開催するものです。企業・大学・高校の有識者からの講演や、高等学校や本学での教育実践の紹介、高等学校の先生方との交流等を通じて、高等学校と大学双方の立場からの数理教育の発展を目指しています。

2022年4月より高校で「情報Ⅰ」が共通必修科目となり、また文部科学省のGIGAスクール構想により全国の学校でICTを活用した教育・学びがスタンダードになりつつあります。また、高校での「探究」学習や、大学でのデータサイエンス教育が多くの学校で実施されるなど、教育環境は大きな変化を迎えています。今回のセミナーでは、情報教育をテーマに、金沢工業大学や高校での取り組みについて発表・共有・議論し、さらなる教育の発展をともにめざします。金沢工業大学7号館を会場とし、オンラインでも参加可能です。

第21回 数理工教育セミナー
「導入が本格化した情報教育における高等学校と金沢工業大学における取り組みと現状」

日 時:令和5年2月25日(土) 10:30~15:30(10:00 open)

場 所:金沢工業大学(7号館) および オンライン(Zoom)

対 象:高等学校教員ほか教育関係者

参加費:無料

申し込み方法:数理工教育研究センターのウェブサイト内にある申込フォームにて申し込みできます。
※申込締切:2月17日(金)
数理工教育研究センター URL: www.kanazawa-it.ac.jp/efc/

問い合わせ先:数理工教育研究センター
TEL:076-294-6470

プログラム:

10:30~10:40 開会

10:45~11:00

ご挨拶 金沢工業大学 学長 大澤 敏

(午前)招待講演

11:05~11:40

招待講演 「情報教育推進に向けた教員研修の内容、実践、成果と課題
-GIGAスクール構想推進と教科「情報」導入へ向けたサポート-」
石川県教員総合研修センター GIGAスクールサポート課 担当課長 垣内 貴司

11:40~12:15

招待講演 「石川県内高校の情報教育の取組と学校現場における実践、成果と課題」
石川県立野々市明倫高等学校 校長 樋口 勝浩

(午後) 金沢工業大学および高等学校における情報教育の事例紹介

13:00~13:30

KITの取り組み紹介 「KIT 2023年度教育改革の狙い」
金沢工業大学 教務部長 山口 敦史

13:35~14:05

事例紹介(1) 「GIGAスクール構想における鹿西高校2年目の取組」
石川県立鹿西高等学校 教頭 中越 顕治

14:10~14:40

事例紹介(2) 「数理工『データサイエンス基礎』科目紹介」
金沢工業大学 数理・データサイエンス・AI教育課程 講師 髙井 勇輝

14:45~15:15

事例紹介(3) 「数理工『探究的学習の支援に関わる研究事例紹介』」
金沢工業大学 数理・データサイエンス・AI教育課程 講師 渡辺 秀治

15:15~15:30 閉会

※詳細はこちらのPDFファイルをご覧ください。

「第21回 数理工教育セミナー」について

コロナ感染拡大で遠隔授業やオンデマンドでの学習指導を余儀無くされてからはや3年、教育現場ではICTツールを駆使した学習指導を模索し、ハイフレックス形態をとりいれた学習環境へと深化発展するというプラスの波及効果を生み出し、社会におけるデジタルトランスフォーメーションへの意識が大きく変化しました。

今年度からは、高校で「情報I」と「情報II」を含む新学習指導要領に基づく教育課程が始まりました。高大連携の活動を通じて、高校現場での取り組みを吸い上げてきたなかで、生徒や学生一人一人の情報教育の効果的な推進方法や、情報教育における「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業の在り方等について、高校と大学のそれぞれの教育現場で考えていくことに加えて、高大接続の観点でも模索していく必要があります。

このような背景のもと、今回の数理工教育セミナーでは、「導入が本格化した情報教育における高等学校と金沢工業大学における取り組みと現状」をテーマに掲げ、情報教育の視点から「数理・データサイエンス・AI基礎教育」における生徒や学生へのアプローチ等を、高等学校の教員と共に考え、新しい取り組みの更なる発展につなげたいと考えております。

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