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野々市市内のSDGsイノベーション教育の充実を目的とし、タカラトミー等と連携し開発した「Beyond SDGs人生ゲーム」を野々市市に9月16日(金)に無償提供しました

金沢工業大学は、9月16日(金)に野々市市役所で贈呈式を行い、株式会社タカラトミー(東京都葛飾区。以下、タカラトミー)と開発したゲーミフィケーション教材「Beyond SDGs人生ゲーム」を、野々市市に無償提供しました。

「Beyond SDGs人生ゲーム」とは、2030年を目標年としたSDGsの達成と、その先の2050年における「脱炭素社会」「循環型社会」「自然との共存社会」「ウェルビーイング社会」という4つの社会を内包した、理想の未来の実現に関する教育・学習を行うための『人生ゲーム』です。

野々市市役所での贈呈式には、野々市市の粟貴章市長、大久保邦彦教育長、中田八千代総務部長、山下かおり教育部長、金沢工業大学 SDGs推進センターの平本督太郎所長、株式会社LODU 代表取締役の島田高行氏、金沢工業大学 学生団体「SDGs Global Youth Innovators」代表の前出真希さんが出席しました。平本所長から粟市長に「Beyond SDGs人生ゲーム」を贈呈したのち、粟市長から、今後も金沢工業大学をパートナーとしてSDGsの取り組みを進めていきたい旨の挨拶をいただきました。また平本所長は「今後、Beyond SDGs人生ゲームを野々市市で活用いただく中で、アンケート調査なども行い、今後に生かしていきたい。野々市市での活用事例をベストプラクティスとして、Beyond SDGs人生ゲームを全国の教育機関に展開していきたいと考えています」と挨拶しました。

贈呈式後には、Beyond SDGs人生ゲームの遊び方の説明が行われ、教育機関における「Beyond SDGs人生ゲーム」の活用に向けた、野々市市と金沢工業大学による今後の連携活動についても意見交換を行いました。

野々市市の粟市長(左)にBeyond SDGs人生ゲームを贈呈する平本所長(中央)

贈呈式後には、ゲームの活用に向けた活発な意見交換が行われました

野々市市に無償提供されたBeyond SDGs人生ゲームは、市内の小中高校等の教育機関、公民館等の公共施設で活用される予定です。野々市小学校6年生の授業での使用などが計画されています。

野々市市と金沢工業大学は、2020年12月に「持続可能な開発目標(SDGs)における若者の市政参画及び教育学習支援に関する連携協定」を行っており、この連携協定をもとに教育機関における「Beyond SDGs人生ゲーム」の活用に向けた連携を行っていきます。

Beyond SDGs人生ゲームの無償提供の取り組み

金沢工業大学では、「Beyond SDGs人生ゲーム」を全国の小中高校等の教育機関に無償提供する取り組みを行っており、今回の贈呈式はその一環となります。野々市市への提供を皮切りとして、金沢工業大学では、地域全体におけるSDGs教育を通じた意識変容・行動変容を促すことを目的に、知事・市長、教育長に「Beyond SDGs人生ゲーム」を提供し、自治体内で教育機関が人生ゲームを活用しやすい環境を整える取り組みも行っていきます。「Beyond SDGs人生ゲーム」の活用を希望される自治体の方は、以下の問い合わせ先に別途お問い合わせください。

問い合わせ先:SDGs推進センター

https://www.kanazawa-it.ac.jp/sdgs/contact/

また、個別に無償配布を希望する小中高等の教育機関の関係者の方は、以下のアドレスよりお申込みいただくことも可能です。

https://www.kanazawa-it.ac.jp/sdgs/topics/2022/0909.html

金沢工業大学は、今後も日本一のSDGs教育推進大学として、教育・地域経営・ビジネスの3つを重点領域としハブ機能を高めていくことで、日本中・世界中にSDGs教育を広め、SDGsの達成に貢献していきます。

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