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金沢工業大学の学生によるDK art cafeプロジェクトがSDGsの啓発を目的とした地方創生会議「みかわの会社とSDGs」に視覚のDX・プロジェクションアートを企画・提供
金沢工業大学の学生による「地方創生・DK art cafeプロジェクト」(プロジェクトリーダー 経営情報学科3年生 山岸功治さん、他メンバー44名、担当教員 松林賢司教授)が、2021年11月26日に、地方創生会議「みかわの会社とSDGs」でSDGs啓発を目的にしたプロジェクションアートを企画・作成・提供しました。
地方創生会議「みかわの会社とSDGs」は、石川県・美川商工会議所が美川の企業・行政関係者を対象として、JR美川駅内・美川コミュニティプラザホールにて開催したイベントです。美川商工会議所が地元企業の振興のためにSDGsが有用であることを、ビジネス事例に基づき参加企業経営者(約70名)に向けて啓発することを目的に開催されました。
DK art cafeプロジェクトは、同商工会の依頼を受けて、参加者にSDGsの内容を感覚的に理解してもらうためのショートムービーを作成して、プロジェクター8台で会場の壁面・天井に投影しました。投影するショートムービーの作成にあたっては、同商工会会員のはくさん信用金庫・SDGsコンサルタント・福井浩一氏から指導・助言を頂きました。
本学が全学を挙げて取り組むSDGs(持続可能な17の目標)の活動が日本全国に広がる中、本プロジェクトも視覚効果のDXであるプロジェクションアート作品を通じて、地方創生に取り組む地元企業にもSDGsの輪を広げていくことができました。新型コロナウィルスの影響が続く現在、感染拡大状況に合わせて継続的に地域活動・イベントを実施できるようにするためには、地域社会や関係機関との協働が必要となります。今回、プロジェクションアート作品の企画・提供を通じてその一翼を担えたことは、本プロジェクトにとって大きな成果となりました。プロジェクションアート作品に対して、参加企業経営者の方からも「SDGsの17の目標が見ただけで理解できた」「美川の歴史や文化とSDGsの関係の説明もわかりやすかった」等、多数のコメントを頂くことができました。
学生が企画・作成したプロジェクションアート作品