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学生による企画・運営によって、NHK金沢放送局と共同で「SDGs×就活」イベントを学内で実施いたしました

金沢工業大学では、第1回「ジャパンSDGsアワード」SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞受賞後、SDGs達成に向けた様々な組織との連携を加速させています。SDGsとは国連加盟193国が達成を目指す持続可能な開発目標のことです。

金沢工業大学は、1月25日にNHK金沢放送局と共同で、「SDGs×就活」イベントをオンラインで実施しました。このイベントは経営情報学科4年の渡邉凌志さんが企画をし、大学院ビジネスアーキテクト専攻修士2年の島田高行さん他複数の学生が賛同し、NHK金沢放送局に提案し、実施をしたものです。また、金沢工業大学SDGs推進センター(センター長:平本督太郎)が実施の側方支援をしております。

対面での実施を予定しておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を鑑み、オンラインでの開催に切り替えての実施となりました。イベントには学生22名が参加しました。

「SDGs×就活」イベントの様子

NHK金沢放送局からは、SDGs×就活をテーマとした番組、未来スイッチ「SDGsで変わる就活」、SDGs×働きがいをテーマとした「SDGsミニドラマ『いつの時代も』」といった2つの番組をオンラインで視聴できるようにご協力いただきました。また、SDGsミニドラマの制作プロデューサーからの番組に込めた思いや反響に関するメッセージ、入局4年目のディレクターの方、入局1年目の技術部職員の方からの就職活動に関するメッセージ、そして金沢放送局長からは面接をする立場からの就職活動に関するアドバイス等をいただきました。

イベントでは、番組を視聴した上で、SDGsに取り組む企業に就職することのメリット・デメリットの検討や理想の働き方に関するディスカッション、就職活動で満足いく成果を出すことができた4年生の先輩たちとの座談会を開催しました。

開催後にとったアンケートでは、全員が「満足」もしくは「概ね満足」と回答し、『企業のSDGsの取り組みについて、就活の際に「調べてみよう」、「見てみよう」と思ったかどうか』の質問については、86.4%の回答者が「非常にそう思う」、「少しそう思う」と回答しました(残りの13.6%は「どちらともいえない」と回答)。その理由としては、「自分の価値観と照らし合わせたいから」「労働環境面のSDGsについて見てみようと思ったため」等があげられました。

また、NHK金沢放送局から提供いただいた動画に対する感想としては、「最近あまりテレビを見なくなり、YouTubeなどを視聴することがほとんどですがやはりNHKの映像のクオリティはかなり高いなと再認識しました」、「大正時代や現代とをリモートで繋ぐドラマについては、その時代ごとの考え方や社会の様子を知ることができ、とても面白かった」、「メッセージ性を考えて見ると面白い番組であるなと思いました!」、「SDGsへ取り組んでいる姿を見ることができて刺激をもらえた」等があげられ、NHKが提供する動画とディスカッション・座談会を組み合わせたイベントが非常に好評であったと捉えられます。

金沢工業大学では、今後も日本一のSDGs教育推進大学として、教育・地域経営・ビジネスの3つを重点領域としハブ機能を高めていくことで、日本中・世界中にSDGs教育を広め、SDGsの達成に貢献していきます。

SDGsの達成に向けた金沢工業大学の取り組み

その他、金沢工業大学のSDGsに関する取り組みについては、SDGs推進センターのウェブサイトをご覧ください。

SDGs推進センターのウェブサイト:

http://www.kanazawa-it.ac.jp/sdgs/

SDGsとは

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、国連に加盟する世界193か国が合意した17の目標、169のターゲットのことです。貧困等の途上国を中心とした社会課題の解決のみならず、気候変動等の先進国・途上国共通の社会課題の解決について、2030年までに達成すべき目標が設定されており、達成するためには政府・国際機関・民間企業・NGO・学術機関・市民等、様々なステークホルダーのパートナーシップが必要となります。

SDGsの17の目標(国連広報センターウェブサイトより)

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