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金沢工業大学、白山市、ドコモが持続可能な開発目標(SDGs)における5G・ICTの利活用推進に関する連携協定を締結

金沢工業大学、白山市、株式会社NTT ドコモ北陸支社は、持続可能な開発目標(SDGs)における5G・ICTの利活用推進に関する連携協定を、2018年11月5日(月)に締結しました。

本協定により、山間部を拠点とし、産学官民連携のもと、環境に調和した持続可能な経済発展や豊かな生活を実現し、その成果を市全体に還元するサイクルの確立をめざします。金沢工業大学はデータ分析人材の育成、企業などへ参画呼びかけを担います。

今回の協定の連携事項は以下のとおりです。

(1) 「白山市SDGs未来都市計画」に記載される取組みの実施に関すること

(2) SDGsの認知度向上を図り、広く市民及び企業などに普及啓発すること

(3) 「白山SDGsオープンイノベーションラボ」の立ち上げに向けた推進協議会の設立に関すること

(4) 5G・ICT技術を活用したデータ分析・人材育成に関すること

(5) その他、白山市におけるSDGsの達成に向けた連携協力に関すること

また、下記のような具体的な取り組みを検討しています。

・自然環境状況のデータ取得(白山麓の水源等にデータセンサー設置、情報取集基盤の設置)

・SDGsの認知度向上と市民および企業などへの普及啓発(地域住民へのデータ分析人材育成の教育プラットフォームの提供、5Gを活用した遠隔地との情報データの送受信)

・社会課題の解決(分析データの見える化・オープンデータ化、住民への情報発信基盤)

金沢工業大学のSDGsの取り組み

金沢工業大学は、2017年12月1日にSDGs推進センター(SDGs推進センター長:平本督太郎 経営情報学科講師)を設立し、全学でSDGsに取り組んできました。2017年12月26日には、安倍総理大臣を本部長とするSDGs推進本部より、SDGs達成に資する特に顕著な功績があったと認められる団体として、首相官邸にて第1回「ジャパンSDGsアワード」SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞を授与されました。ジャパンSDGsアワードが実施されるのは今回が初めてで、企業や自治体、市民団体等含めた多くの応募者の中から、大学として唯一SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞を受賞しました。2018年3月6日には「SDGsビジネスシンポジウムin金沢」を、2018年10月6・7日に「第1回ジャパンSDGsサミット」を開催。教育においては、SDGsビジネスに関する学習・提言から実行計画策定までを1年かけて行う授業を経営情報学科で行っています。

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