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建築学科増田研究室との共同研究で得られたデータで位置を正確に補正。江戸初期の金沢城下の古地図上に現在の位置を表示しながら街の散策が楽しめるアプリ「古今金澤」。iOS版に続きAndroid版も利用可能に

金沢工業大学建築学部建築学科増田達男教授の研究室と株式会社エイブルコンピュータ(金沢市)の共同研究の成果を取り入れた観光アプリ「古今金澤」のAndroid版が2018年9月21日より利用可能となりました。2016年に提供を開始した iPhone版と同じく、Android版も無料でダウンロードできます。


「古今金澤」は金沢の街を古地図で散策できるアプリで、江戸時代の金沢の古地図「寛文7年金沢図」(1667年)上に現在の位置情報を表示しながら街の散策が楽しめます。

GooglePlayの画面


長町武家屋敷跡


兼六園で検索

「寛文7年(1667年)金沢図」は現存する巨大城下図のうちでは最古の金沢図として知られ、屋敷割りとともに寺社名や当時その場所に住んでいた武士名が記載されています。アプリ「古今金澤」ではそれらの検索も可能です。

増田研究室と株式会社エイブルコンピューでは 古地図と現在地図の位置情報について共同研究を行ってきました。そこで得られた位置補正データが「古今金澤」で生かされています。


秋の城下町金沢の風情を江戸初期の古地図でたどりながら、お楽しみください。



「古今金澤 金沢を古地図で観光アプリ」


Android版ダウンロード:

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.ablecomputer.kokonandroid

iOS 版ダウンロード:

https://itunes.apple.com/jp/app/gu-jin-jin-ze-jin-zewo-gu/id1150224843?l=ja&ls=1&mt=8

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