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原著から本質を学ぶ科学技術講座 「ハインリッヒ・ヘルツは、何を考え、何を見たのか」を9月29日(土)に開催。
原著論文(抜粋)を参照しながら解説。若き天才、ヘルツが行った物理学者としての考え方、事実の把握の仕方を学びます

ハインリヒ・ルドルフ・ヘルツ 『非常に速い電気的振動について』ライプツィヒ, 1887年, 初版 金沢工業大学所蔵

金沢工業大学は、科学的発見や技術的発明が最初に発表された約2,000点の稀覯書を所蔵しており、これらを活用し「学問の本質を学び、未来にチャレンジする」教育・研究を行っています

今回はハインリッヒ・ヘルツ(Heinrich Hertz)の論文「非常に速い電気的振動について」(電磁波発見に関する最初の論文)について解説します。

30歳の若きヘルツが、1864年にJ.C.マクスウェルによって予言された電磁波の存在をいかにして発見したのか、ヘルツによって編纂され電磁波発見の経緯が示された論文集「Electric Waves」をもとに解説します。


現在のスマートフォンをはじめとして、無線通信技術で必須となるアンテナ・電波伝搬の基礎が凝縮された実験をヘルツは行っています。本講座では、電磁波発見の原著論文(抜粋)ほかを配付し、それを参照しながら解説。わずか36歳で逝去した若き天才、ヘルツが行った物理学者としての考え方、事実の把握の仕方を学びます。


日程:2018年9月29日(土)13:00~16:00

講師:金沢工業大学 電気電子工学科 教授 野口 啓介

会場:金沢工業大学扇が丘キャンパス内チャレンジラボ(26号館)

定員:30名(先着)

参加費:5,400円(税込)

対象:科学に興味のある方

【お申し込み】

以下のWebページからお申込みを受け付けています。*締切:9月21日(金)

https://www.kanazawa-it.ac.jp/challengelab/books/index.html


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