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学生の研究成果を取り入れた飲料水兼用耐震性貯水槽を設置
12月3日(土)、扇が丘キャンパスに飲料水兼用耐震性貯水槽(全長10m、内径2.4m、貯水能力40トン)を設置しました。引き続き工事を進め、この貯水槽は平成24年3月から稼働する予定です。
これまでの備蓄分とあわせて、非常災害時には、学生・教職員約8000名の3日分の飲料水を確保することが可能となります。
この飲料水兼用耐震性貯水槽は、21号館食堂用の上水道配管の途中に設置され、災害等による断水時には緊急遮断弁が作動し、水槽内に貯水されていた水を緊急用飲料水として利用できます。
水道水が常時貯水槽内を流れるため、貯水槽内で水がよどまずに流れる構造が必要でした。
この問題点の解決には、ロボティクス学科3年の嶋田舞さんが金沢高専在籍時に卒業研究として取り組んだ成果が生かされています。