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虎ノ門大学院ブログ
2019年05月08日

日本IBMから2名の専門家をお招きし、虎ノ門キャンパスで開講しているAI教育プログラムの魅力と概要を紹介しました。

膨大なデータを基に、AI(人工知能)が自律的に考えて最適な行動を取る第四次産業革命が世界中に広がる現在。業務効率化、新規ビジネス創出、顧客マーケティングなど、様々な職種や業種においてAI技術を活用した取り組みが始まっています。しかし「競合他社より先に自社でもAI技術を導入したいが、何から始めれば良いのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

2019年4月25日(木)、「時代の新常識!AI技術をビジネスに活用する~KIT×IBM協働開発の教育プログラム~」と題し、KITプロフェッショナルミーティングを開催しました。ゴールデンウィーク直前にもかかわらず、参加者数は約50名と盛況でした。AIのビジネス活用、そして担い手となる人材育成への関心の高さを改めて感じます。

KIT(金沢工業大学)では、2018年から日本IBMと協働し、社会人を対象にAIビジネス・エンジニアリング・プログラムを虎ノ門キャンパスにて開講しています。KITの教育ノウハウと、グローバルで豊富なAI導入実績を有するIBM Watsonおよびベンダー各社の技術を融合したものです。本プログラムはビジネス面での企画に主眼を置いた「AIビジネス要論/AIビジネス特論」の2科目と、技術面での企画・設計に主眼を置いた「AI技術要論/AI技術特論」の2科目の合計4科目を開講しています。



今回のイベントでは、日本IBMから客員教員として招聘している2名の専門家をお招きし、各講師によるデモンストレーションを交えながら、AI教育プログラムの魅力と概要を参加者の皆さまにお伝えしました。

まず始めに、Watsonプロジェクトにて、顧客へのデリバリーを長年担当されている槌野浩先生から、AI導入のアプローチと社内外のプロジェクトマネジメントをメインテーマに「AIビジネス要論/AIビジネス特論」の概要とその魅力についてお話いただきました。


※流行に惑わされるのではなく、冷静にAIの特徴を捉え導入するべきと説く槌野先生


内容は、「試す」段階から「使う」段階に入ってきたAIの昨今のトレンドや具体例、そして成功事例だけでなく失敗事例から学べるポイント、従来のシステム開発とAIシステム開発の違い、予算の掛け方や必要工数の違いなど、実践を積んできたプロである槌野先生から話を聞くことで、AIに対する漠然としたイメージが、わずか30分の限られた時間の中でしたが、とてもクリアになりました。

続いて、Watsonプロジェクトにて、技術面を担当されている赤石雅典先生が、Watson Studio/Node-REDのデモンストレーションを披露しながら、「AI技術要論/AI技術特論」についてお話しいただきました。赤石先生は『Watson Studioで始める機械学習・深層学習(リックテレコム)』や『最短コースでわかるディープラーニングの数学(日経BP社)』といった入門書も執筆されています。ご関心のある方はこれらの書籍もぜひチェックしてみてください。


※API(Application Programming Interface)とカスタム機械学習モデルについて解説する赤石先生


具体的な講義内容の紹介もあり、「AI技術要論」前半には、APIによって実現できる代表的なAI機能である画像認識・音声認識・知識探索・対話システムについて概要説明と実習を行います。後半の総合演習では3人〜5人程度のチームに分かれて、問題設定・モデル開発・アプリ実装・プレセンテーションを行い、その出来をチーム同士で競います。

また、上級レベルとなる「AI技術特論」では、PythonとPython前提のAIフレームワークを理解し、機械学習・深層学習などを学ぶ通常講義とは他に、第一線のAI研究者や実際のAPI開発者が自身の専門分野に特化した内容を講義する機会もあります。

昨年度、AI技術を学ばれた方々のアンケートを見てみますと、

「社会に出てから新しい技術を学ぶのは難しかったのですが、AIを基礎から学ぶことができた。働きながらでも新たな技術を学ぶことができると知り、新たな気付きと非常に貴重な経験を得る事ができた」

「Pythonなどプログラミング言語に全く触れたことがない方でも受講する価値大いにあると思う。本当にプログラミングの経験がない場合はそれなりに受講者の努力が必要となるが、そうした前提を乗り越えてでも、受講する価値がある」

というコメントがありました。まさにその通りで、技術分野とはいえ分かりやすい赤石先生のお話。この記事を書いている私は文系なのですが、頑張れば私でもできそうと感じる内容でした。

最後に、KITがIBMと協働で取り組んでいる「AIによる学部生のための修学支援システム」の事例を、本学の産学連携局次長の福田崇之よりご紹介させていただきました。


※金沢本学において、産学官連携によるイノベーションプロジェクトを推進する福田次長


KITでは、年2回全ての学生と面談を行い、振り返りと次年度の修学計画の立案支援を行っています。しかし、7000人を超える学生数と、豊富な講義や課外プロジェクトとのマッチングは人力では限界があります。そこで、Watson Explorer(自然言語解析)やPersonality Insights(性格分析)のテクノロジーを活用し、学生一人ひとりにあった的確なアドバイスを提供することで、学生の成長をより効果的に支援しています。

2019年度は、4科目ともに1学期~4学期で開講しており、皆さまのご都合に合わせて受講しやすくなっています。授業料は2科目(2単位)で40万円となります。基礎から実習まで含めた体系的な内容を、AI業界の第一線で活躍する専門家から少人数かつインタラクティブに学べる講座としては、かなりお得です。

しかも、一定の要件を満たす場合は、経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)」制度および、厚生労働省の「専門実践訓練給付金」制度を適用することで最大70%(28万円)の給付を受けることができます。もうすでに、2学期に向けた出願期間となる5月7日(火)~5月16日(木)が始まっています。ぜひ受講を検討いただき、質問等あればいつでも虎ノ門事務室宛にご連絡ください!

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