M&Eコンテンツ法務特論2

M&Eコンテンツ法務特論2
Media & Entertainment Contents Law 2

担当教員

受講対象者

メディア&エンタテイメント(M&E)コンテンツに関する契約・交渉の知識や実務スキルを習得したい方等
※ただし、著作権法、商標法・不正競争防止法及び民法(特に契約法)に関する科目を修了しているか、
これと同等の知識を有すること(著作権法、商標法、契約法に関する知識を有すること)が強く推奨される

授業の主題と概要

M&Eコンテンツ法務の基礎知識(M&Eコンテンツ法務特論1で学んだ基礎知識)を前提として、判例等の応用事案やハリウッドで現に生じている訴訟事案をベースに、権利者や利用者など各当事者の立場からいかなる対応をとるべきかを考え、他の受講生や講師との議論を通じて、コンテンツを使っていかにビジネスを構築していくか、法務の観点から検討することを学びます。

到達(習得)目標

M&E産業におけるビジネスの構築・リスクの把握およびその対応について法務の考え方の修得を目標とする

講義スケジュール

   
講義
回数
講義テーマ
1 コンテンツ知財復習
事例検討【コンテンツと知財】(例:Banksyと無名アーティストの落書きの取扱の違い、映画の有名なシーンの商品化)
2 事例検討【音楽】(例:音楽生成AIサービスの適法性、原盤権侵害の有無と損害額の算定)
3 事例検討【映画】(例:映画の著作者・著作権者、映画表現の類似性)
4 事例検討【アーティストマネジメント】(例:アーティストマネジメントに関わる諸問題、タレントの性加害疑惑に関する諸問題)
5 事例検討【キャラクター】(例:初音ミクを使った自社CMソングの制作、産学連携によるキャラクター制作の諸問題)
6 事例検討【ライブ】(例:夏フェス開催に関する諸問題、まねきTV進化事案の適法性)
7 事例検討【スポーツ】(例:eスポーツリーグの組織化、スタジアム・バーチャル広告を巡る紛争)
8 事例検討【お笑い】(例:そっくりさんを使用したCMの適法性、お笑いと知的財産権の諸問題)

開講について

開講時期: 4学期
開講形態: 1コマ(90分)× 8日間
講義回数: 全8回
※状況に応じて、一部変更が生じる場合もございます。予めご了承ください。

テキスト/参考図書

【テキスト】
講義資料を適時配布

【参考図書】
『エンタテインメント契約法第3版』内藤篤(商事法務)
『エンタテインメント法実務』福井建策ほか(弘文堂)

※上記は一部追加・変更となる場合もございます。また、指定テキスト及びケースなどは、
別途ご購入頂くもので、授業料には含まれておりません。予めご了承ください。

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