会計・財務要論1

会計・財務要論1
Essentials of Business Accounting / Finance 1

担当教員

受講対象者

会計情報をチームワークでの意思決定に活用したいと考える方

授業の主題と概要

今日の成熟社会で活躍する人財には、様々なデータにもとづきチームワークで科学的に意思決定を改善していくための技能が必要です。こうしたデータの一つとして、組織の活動を測定し伝達する会計情報の性質を理解し、その有効な活用方法を習得しておくことは大切です。そこで本科目では、表計算ソフトや実際の企業の有価証券報告書、あるいは会計データの分析サイトを活用しながら、財務会計上の多様な情報を使った体験的な分析に取り組むことで、会計データを経営上の意思決定やチームワークにいかすために必要な態度と技能について体験的な理解を深めていきます。


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到達(習得)目標

会計情報にもとづく戦略的な思考力および実践的な意思決定力を身につけるための基本となる知識や手法について体験的に直観をみがき、会計データにもとづく意思決定に慣れることを目指す。また、今後の経営において必要となるデータ分析リテラシーおよび相互に学び合う態度(学びの共同体)の涵養を目指す

講義スケジュール

講義
回数
講義テーマ
1,2 オリエンテーション
会計データの集計

比例縮尺財務諸表(1)
会計データを用いた意思決定
3,4 比例縮尺財務諸表(2)
比例縮尺図のパターン

比例縮尺図からの課題発見
企業価値の計測と創出
5,6 比例縮尺財務諸表(3)
複数期間の比較、複数企業の比較

比例縮尺図からの意思決定
7,8 自社課題の分析

クラス発表と討議

開講について

開講時期: 1学期
開講形態: 2コマ(180分)×4日間
講義回数: 全8回
※状況に応じて、一部変更が生じる場合もございます。予めご了承ください。

テキスト/参考図書

【テキスト】
『なぜ、会計嫌いのあいつが会社の数字に強くなった?』村上裕太郎(東洋経済新報社)

【参考図書】
『100分でわかる! 決算書「分析」超入門』佐伯良隆(朝日新聞出版)※何年度版でも可
『ビジネス・アカウンティング〈第3版〉』山根節ら(中央経済社)

※上記は一部追加・変更となる場合もございます。また、指定テキスト及びケースなどは、別途ご購入頂くもので、授業料には含まれておりません。予めご了承ください。

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