講義科目の詳細
技術と商品・事業開発特論
Technology Business Development
担当教員
受講対象者
技術企画、製品企画、新規事業企画、マーケティング企画、管理に関する業務能力を身につけることを目指している方
授業の主題と概要
自動車、コンシューマーエレクトロニクス製品をベースに製品開発の基本的なプロセス、知っておくべき概念、用語など学習し、
その上で競争優位を構築するための開発L/T短縮、販売後のサービスなどをも含めた形での付加価値提供の手法について
学習します。
授業の中では講義に加え以下を行います。
・講師の自動車会社勤務時代の経験、顧客先でのコンサルティングを通しての経験などからの知見の解説
・実際に新商品;サービスなどを立ち上げたゲストスピーカーの講演
・講義の中で得た知識を自分自身のビジネスに適用した仮説を作り、教室にて発表
【技術と商品・事業開発特論(旧R&Dマネジメント特論2)】 ≫授業レポートはこちら
到達(習得)目標
新製品の立ち上げをマネジメントとして企画・管理するために必要となる基本的な知識を習得する
講義スケジュール
講義 回数 |
講義テーマ |
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1,2 | <製品開発の流れを理解する> 製品開発の流れ(R&D, 市場調査、商品企画・デザイン、製品企画、 製品開発、試作、量産、A/S)を自動車とコンシューマーエレクトロニクス製品を ベースに解説 <製品開発における基本要素、用語を理解する> 製品開発における技術要素の違い(メカ、意匠、エレキ、ソフト)、開発組織(市場型、機能型、マトリックス)、 製品開発において利用されるテクノロジー、提携戦略などについて解説する |
3,4 | <製品開発に関して知っておくべき法律・規制・税制等を理解する> 商標登録、特許、知財、研究開発に関する助成・税控除、PL法、 カーボンフットプリント、ISO、環境規制などを解説する <今後の製品・サービスの未来についてのディスカッション> 最新の技術トレンド及び社会トレンドを理解した上で、今後の製品・ サービスの姿についてディスカッションを通して理解を深める | 5,6 | <IOT時代における工場の姿と、IoTを活用した社会の姿を理解する> AIMNEXTのデモセンターにてスマートファクトリー及びIoTを活用した事例のデモを見学することで 次世代の製品、サービスの姿のヒントを得る <ケーススタディ> 授業を通して得た知識をベースに、自社もしくは仮説の会社の事業・製品・サービス開発に関しての 改善・改革の案を立案し発表する |
7,8 | <ゲストスピーカーによる講演> 実際に、新製品もしくは新サービスを立ち上げた方を招いての講演 <まとめ> 基本的な概念に関する習得度合いの確認と、全体を通しての疑問点などに関するフリーディスカッション |
開講について
開講時期: 3学期
開講形態: 1コマ(180分)×4日間
講義回数: 全8回
※状況に応じて、一部変更が生じる場合もございます。予めご了承ください。
テキスト/参考図書
【テキスト】
適宜配布
ケーススタディを重視した授業。 受講者の普段の業務に関連したケーススタディテーマを選定予定。 受講者間の共同作業を通じて、お互いの専門性を補完しながらケーススタディに取り組む形態を推奨している。
「製品開発力」藤本隆弘
「拡張の世紀」ブレットキング BetterBusiness Better World(businesscommission.org/)
※上記は一部追加・変更となる場合もございます。また、指定テキスト及びケースなどは、別途ご購入頂くもので、授業料には含まれておりません。予めご了承ください。