開講科目の詳細
M&Eマネジメント実務特論1
Applied Media and Entertainment Management 1
担当教員
受講対象者
メディア、エンタテインメント業界においてマネジメント力を培いたい方等
授業の主題と概要
社会のデジタル化に伴い業態の変革を余儀なくされているレコード産業の現況と将来の産業構造について、 音楽出版企業、著作権管理、演奏家の視座からの分析を履修、複数のケース・スタディーを介して音楽産業構造上の問題点を 考査します。更に、世界規模で急伸する360度ビジネスモデル、ライブ興行、マーチャンダイジング事業、ファンクラブ事業、 チケット・サービス事業を解析します。
【M&Eマネジメント実務特論1(旧:M&Eマネジメント特論1)】 ≫授業レポートはこちら到達(習得)目標
メディア&エンタテインメント業界において特に音楽産業におけるビジネスモデルの考察並びに興業ビジネスの現況
についての理解を
深め、実際のケースを元にして、ライブ・エンタテインメント・ビジネスに関する専門力を高めることができる
講義スケジュール
講義 回数 |
講義テーマ |
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1 | 【国内外における音楽産業の歴史と現況】 |
2 | 【音楽産業の360度展開】 音楽マーチャンダイジング ファンクラブビジネスの構造とトレンド CDビジネス・音楽配信ビジネスの現状分析 クラウド時代における産業構造の変化について |
3 | 【著作権等管理事業の現実と矛盾】 音楽著作権・JASRACの仕組み等に触れながら、著作権・著作隣接権及び実演家を守るための取り組みについて学ぶ |
4 | 【管理事業をゆるがす三つの嵐】 前回の続きから、JASRACを含む世界の著作権団体の取り組みについて具体的事例を挙げながら解説する |
5 | 【音楽事業の特性と課題について】 国内外の事例を踏まえ、音楽事業における特性と課題について解説する |
6 | 【著作権管理事業①】 著作権等管理事業法成立の背景 音楽産業における著作権の位置付けについて |
7 | 【著作権管理事業②】 NexToneのビジネスモデルについて 日本の音楽産業と世界の音楽産業 |
8 | 【アーティストマネージメントビジネス】 アーティストマネージメントビジネスのこれから |
開講について
開講時期: 2学期
開講形態: 1コマ(90分)×8日間
講義回数: 全8回
※状況に応じて、一部変更が生じる場合もございます。予めご了承ください。
テキスト/参考図書
【テキスト】
講義資料を適時配布
『JASRAC概論』 紋谷暢男(日本評論社)
【参考図書】
『エンターテインメント・ビジネスの未来』北谷賢司(日経BP)
※上記は一部追加・変更となる場合もございます。また、指定テキスト及びケースなどは、別途ご購入頂くもので、
授業料には含まれておりません。予めご了承ください。