開講科目の詳細
著作権法特論
Copyright Law
担当教員
受講対象者
企業の知財担当者、法務担当者、広報担当者、コンテンツビジネス関係者、弁理士試験受験予定者等
授業の主題と概要
近時、ますます重要性を増しているコンテンツビジネスにおける重要なインフラである著作権法について、その基礎的な知識及びこれに関する周辺実務を学びます。毎回、著作権法の基礎的な概念につき解説した上で、具体的な事案についてディスカッションをすることを通じて、著作権法の基本的な考え方及び問題が生じた場合の対処方法等を身につけます。毎回の講義の対象範囲につき、事前に基本書(参考図書欄に記載のもの等)を読み込んだ上で講義に出席することが必要です。
到達(習得)目標
著作権法及びその関連法に関し、実務に対応できる基礎的な知識を身につける
講義スケジュール
講義 回数 |
講義テーマ |
---|---|
1,2 |
・著作権とは (著作権法の存在理由・構造・著作権法の現在等) ・著作物1(著作物性) |
3,4 |
・著作物(2) ・著作権の主体(著作者・共同著作・職務著作・映画の著作物の著作者等) |
5,6 |
・著作権の内容 (著作権と所有権・支分権・著作権の行使・保護期間) ・著作権の制限 (私的使用のための複製・写り込み・引用等) |
7,8 |
・著作者人格権 (公表権・氏名表示権・同一性保持権・名誉声望保持権) ・著作隣接権 (実演家・レコード製作者・放送事業者) |
開講について
開講時期: 1学期
開講形態: 1コマ(90分)×4日間
講義回数: 全8回
※状況に応じて、一部変更が生じる場合もございます。予めご了承ください。
テキスト/参考図書
【テキスト】
特になし(講義資料は事前に配布する)
ただし、法令集(著作権法及び民法・民事訴訟法等の基礎法令が
掲載されているもの)は毎回持参すること
【参考図書】
信頼のできる基本書であればいずれでも可
中山信弘「著作権法」(有斐閣)
島並良ほか「著作権法入門」(有斐閣)
高林龍「標準著作権法」(有斐閣)
田村善之「著作権法概論」(有斐閣)
※上記は一部追加・変更となる場合もございます。また、指定テキスト及びケースなどは、別途ご購入頂くもので、授業料には含まれておりません。予めご了承ください。