コンテンツ法務特論Ⅱ

コンテンツ法務特論Ⅱ
Advanced Contents Legal practice Ⅱ

担当教員

授業の主題と概要

コンテンツ流通はデジタル化により促進され、多様なウインドウ(媒体)で視聴されています。一方で、コンテンツは「権利の束」であり、 不法な流通が後を絶たないのも現実です。経済的価値を維持するには創作の時点であるアーリーステージから、初回利用、二次的利用まで 法的保護を受けながら流通するようにマネジメントする必要があります。特論Ⅱでは、コンテンツのマネジメント手法の応用編として課題解決を 通じて、知的財産としてのコンテンツの保護と流通について学んでいきます。 講義の形式としては、社会人を対象とした大学院講座であるので、ソクラテスメソッドによるインタラクティブで進めていきます。受講生が コンテンツ事業に直接関わっていなくても、ビジネスモデルを理解できるように受講生の理解度に合った課題に取り組めるように配慮します。

1.コンテンツの資金調達については、調達手法からファンド・財務までの講義内容を予定
2.特論Ⅱでは、知的財産法によるエンフォースメントやリスクマネジメントおよびコンテンツ評価を学習範囲とする
3.講義期間中に、受講生が選択するウインドウのコンテンツについての事前調査発表を課題とする
4.本講義のまとめとして、「私のコンテンツマネジメントプラン」を企画してプレゼンテーションをする

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到達(習得)目標

コンテンツ産業における多様なウインドウの専門知識修得と、第一線で活躍されるゲストスピーカーとのチームティーチングを通じて コンテンツマネジメントを理解できることを到達目標とする。

講義スケジュール

講義
進行
講義テーマ

1・2回目

・コンテンツの保護 <キャラクタービジネスと違法商品撲滅への取り組み>

3・4回目

・コンテンツ創造支援 <コンテンツファイナンス>【演習1】           

5・6回目

・コンテンツリスクマネジメント<著作物のリスクマネジメント>【演習1】           

7・8回目

・課題発表【演習3】、まとめ講義Ⅱ
・コンテンツマネジメント特論で学んだ知識および修士論文・リサーチペーパーの研究資料から、
「私のコンテンツマネジメントプラン」を企画する

受講対象者

コンテンツ事業に興味があり、現在または、将来関わる方、 およびDCM技術によりデジタル社会基盤の構築を考えている方

開講日時 (2012年度)

開講時期: 4期(11/12、11/26、12/10、12/24) ※状況に応じて、一部変更が生じる場合もございます。予めご了承ください。
開講時間: 月曜19:00~22:15 ※2コマ連続授業、隔週開講 
講義回数: 全8回

テキスト/参考図書

【テキスト】
特に指定しない

【参考図書】
「アーリーステージ知財の価値評価と価格設定」菊池監訳(中央経済社)
「コンテンツビジネス・ハンドブック」中央青山監査法人(中央経済社)


※上記は一部追加・変更となる場合もございます。
また、指定テキスト及びケースなどは、別途ご購入頂くもので、授業料には含まれておりません。
予めご了承ください。

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