ロボティクス学科 ニュース

大学院の飯森亮さん(小暮潔研究室)が「電気・情報関係学会北陸支部連合大会」で優秀論文発表賞を受賞

「2019年度電気・情報関係学会北陸支部連合大会」が令和元年8月31日(土)から9月1日(日)に石川工業高等専門学校で開催され、大学院工学研究科博士前期課程 機械工学専攻1年の飯森亮さん(小暮潔研究室)が「画像から質問表現を生成する手法の提案」という題名で発表を行い、情報処理学会北陸支部優秀論文発表賞を受賞しました。

この研究では、ニューラルネットワークを使用して、画像から関連する質問表現を生成する手法を提案しました。近年、さまざまな人と対話を行う機械が実用化されています。それらには、目的をもつユーザと対話するタスク指向型が多くありますが、雑談のような非タスク指向型の対話を行う機能にも需要があります。この機能を実現するため、画像を分析し、対話する相手に向けた質問表現を生成するシステムを開発しました。具体的な技術として用いたのは、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)、LSTM(Long Short-Term Memory)、フィードフォワードネットワークなどです。これらAI(人工知能)の技術を用い、1,800枚の画像と質問表現のデータセットを素材として検証・テストを行い、画像に関連する質問表現を出力することが可能であることを確認しました。

【受賞者】飯森亮さん

【受賞講演題目】画像から質問表現を生成する手法の提案

【著者】飯森亮さん、小暮潔教授

優秀論文発表賞を受賞した飯森亮さん

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