本プロジェクトは、大学の講義で学んだ知識や前年度まで培われてきた夢考房での経験をもとに、学生が自ら開発した人工衛星の打ち上げと運用を目指して活動しています。
2020年度は衛星開発の基礎となるモノづくりの知識やアイデアのまとめ方、実験方法などを学ぶために、「カンサット」と呼ばれる模擬人工衛星を開発しておりました。
カンサットは50mもの高さからパラシュートで投下し、搭載されたプログラムに沿ってゴールを目指す、といった想定をもとに作成され、前回出場した競技大会の反省を踏まえ、自律走行の精度の向上と耐衝撃性の高いカンサット開発を行っています。
今年度も大会に参加し、前年度機体のフィードバックを行うとともに、より宇宙空間での運用を可能とするような機体作りに励みます。
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プロジェクトの構成・目標・活動内容については今後、変更することがあります。
背景 |
宇宙開発や衛星設計を通して最先端の技術に触れる |
ビジョン |
相乗りによる衛星打ち上げの権利を得る 宇宙空間での運用が可能な人工衛星の開発 |
今年度の目標 |
新規カンサット機体を製作、「第17回能代宇宙イベント」に出場し、「ゴールとの距離0m」を達成する。(情勢により、第18回種子島ロケットコンテスト出場へ変更する場合あり) |
現状 |
着地感知、ゴールへの走行が可能 「第17回種子島ロケットコンテスト」で技術者交流 |
課題 |
耐衝撃性、走破性の向上の見込まれるタイヤの開発 外装、タイヤ展開後のスタビライザーの絡まりの防止 フェーズ移行の条件の改善 |
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