建築デザインプロジェクトは1998年に発足し、チーム活動による建築模型・模型製作やコンペティション活動を通じて「表現力」「プレゼンテーション能力」「デザイン能力」の習得を目標にしています。
2020年度では、コロナ禍で大型模型の制作ができなかったため、プロジェクトのメンバーが各自で見つけ、取り組みたいと思ったコンペに参加しました。具体的には、「第26回北陸の家」(オダケホーム主催)や、「第5回未来こども園デザインコンペ」(株式会社ユーエス計画研究所主催)や、「建築新人戦2020」(建築新人戦2020実行委員会、総合資格学院主催)などへ個人、グループ、学年問わず参加しました。後学期には対面の活動を再開することができたので、1年生の模型技術向上と本学が日本建築学会と連携して行っている有名建築家が残した図面を保存する活動(建築アーカイブ)に準じてそれらの図面から模型を製作するアーカイブ活動にも取り組んでいます。
コロナ禍でない場合は前学期に大型模型を製作します。2019年度は2018年3月に竣工した金沢工業大学・国際高等専門学校 白山麓キャンパスを製作しました。身近な建築物で模型製作をすることで、さらに、現地調査をすることで図面と現物を照らし合わせ図面読み取り能力やスケール感の向上を図ります。さらに、後学期には1年生をメインとしてCGソフトやCADソフトを駆使し表現力の向上並びに自由な発想で住宅を設計する「ドリームハウス」という活動に取り組むことでアイディアを創出する力の向上を図ります。 |
プロジェクトの構成・目標・活動内容については今後、変更することがあります。
背景 |
建築と都市デザイン |
ビジョン |
建築デザインを第三者に伝えるプレゼンテーション能力向上とそのために有効な建築模型製作能力の向上 |
今年度の目標 |
チームによる模型製作活動やコンペティション活動の中で調教性や積極性を磨き、建築活動の中で大切な「表現力」「プレゼンテーション能力」「建築デザイン能力」を習得する。 |
現状 |
大型模型、アーカイブ活動、学外コンペ参加、ドリームハウス |
課題 |
Sketch Upの精度。模型製作能力、設計技術の向上。コロナ禍においての新入生教育の遅れ |
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