コンテンツ法務特論Ⅰ

コンテンツ法務特論Ⅰ
Advanced Contents Legal practice Ⅰ

担当教員

授業の主題と概要

コンテンツ流通はデジタル化により促進され、コンテンツは多様なウインドウ(媒体)で視聴されています。一方で、コンテンツは「権利の束」で あり、不法な流通が後を絶たないのも現実です。経済的価値を維持するには、創作の時点であるアーリーステージから、初回利用、二次的利用まで 法的保護を受けながら流通するようにマネジメントする必要があります。特論Ⅰでは、各業界の第一線で活躍されるゲストスピーカーからのレポートを 通じてコンテンツのインフラについて学びます。

1.講義の形式としては、社会人大学院講座であることから、実学演習を中心にソクラテスメソッド方式で進める。
  受講生がコンテンツ事業に直接関わっていなくても、ビジネスモデルを理解できるように基本的な知識を学び、
  受講生の理解度に合った課題に取り組み、演習を通じで幅広い知識が習得できるように講義を進める
2.コンテンツの対象分類としては、言語、音楽、映像の著作物を予定
3.講義期間中に、受講生が選択するコンテンツウインドウについての事前調査発表を課題とする
4.本講義のまとめとして「コンテンツマネジメントの着眼点」をレポート課題とする

到達(習得)目標

コンテンツ産業における多様なウインドウの基礎知識修得と、第一線で活躍されるゲストスピーカーと講師とのチームティーチングを通じて、 受講者自身が現状の課題を見つけ、その解法を考えるコンテンツプロデューサーの基礎知識を到達目標とする。

講義スケジュール

講義
進行
講義テーマ
1・2回目 ・オリエンテーション、コンテンツマネジメント <コンテンツの創成>
3・4回目 ・言語の著作物 <電子書籍のビジネスモデル>【演習1】           
5・6回目 ・音楽の著作物 <音楽配信のビジネスモデル>【演習1】           
7・8回目 ・映像の著作物<ペイテレビのビジネスモデル>〈まとめ講義Ⅰ〉

受講対象者

コンテンツ事業に興味があり、現在または、将来関わる方、およびDCM技術によりデジタル社会基盤の構築を考えている方

開講日時 (2012年度)

開講時期: 3期(9/10、10/1、10/15、10/29) ※状況に応じて、一部変更が生じる場合もございます。予めご了承ください。
開講時間: 月曜19:00~22:15 ※2コマ連続授業、隔週開講 
講義回数: 全8回

テキスト/参考図書

【テキスト】
特に指定しない

【参考図書】
「コンテンツビジネスマネジメントVer.2.0」トーマツ(日本経済新聞社)
「コンテンツ産業論 文化創造の経済・法・マネジメント」川島伸子(ミネルバ書房)
「デジタルコンテンツ白書(2011)」デジタルコンテンツ協会

※上記は一部追加・変更となる場合もございます。
また、指定テキスト及びケースなどは、別途ご購入頂くもので、授業料には含まれておりません。
予めご了承ください。

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