開講科目の詳細
ITフレームワーク特論2
Practical IT Framework 2
担当教員
受講対象者
コンサルタントまたはプロジェクトマネージャーを目指す方
業務責任範囲::プロジェクトの企画・推進、ビジネスモデルの変革
授業の主題と概要
フレームワーク、あるいは、枠組みの意義は、とりわけ、最初に取り組むときに、関係者間で共通の認識を持つことができる点で大きいものです。
世の中には、様々なフレームワークや知識体系と呼ばれるものが存在しています。この授業で取り上げるCOBITや、あるいはITIL、PMBOKなどの有名なものもあれば、コンサルティング会社などで蓄積された経験やノウハウの集大成として、特に、新しく入社してくるメンバーや新任のマネジャーに対するトレーニングなどに活用されているものもあります。
「同じ業種でありながら、なぜ業績(ビジネスパフォーマンス)に差が出るのか。」
「ビジネスパフォーマンスの向上に役立つITシステムをどうすれば構築することができるのか。」
この授業では、ビジネスにおける経営課題に取組むためのプロジェクトに焦点を当て、プロジェクト企画提案などの実務におけるマネジメント層とのコミュニケーションに役立つスキルを身に着けます。
到達(習得)目標
コンサルタント、または、プロジェクトマネージャーとして、マネジメント層とプロジェクトの現場メンバーとの効果的なコミュニケーションをリードできる
講義スケジュール
講義 回数 |
講義テーマ |
---|---|
1,2 |
<プロジェクトとは何か> ProjectとBAU (Business As Usual)の違い、戦略と計画の違いなど、ビジネスにおけるプロジェクトの位置付けなどの基本的な事項についておさらいする <リスクやWBSとは何か> リスクには、良いリスクと悪いリスクがある。WBS(Work Breakdown Structure)やコミュニケーションプランの重要性など、フレームワークから学べる知識についておさらいする |
3,4 |
<マネジメント向けプロジェクト企画提案プレゼン演習(1)(2)> プロジェクトの目的の決め方、その目的に対応する範囲に関するプレゼンテーションを行い、クラスディスカッションにより最終プレゼンテーションに向けた課題を明確にする |
5,6 |
<マネジメント向けプロジェクト企画提案プレゼン演習(3)(4)> プロジェクトのソリューション、コスト、関係者、マイルストン、リスクに関するプレゼンテーションを行い、クラスディスカッションにより最終プレゼンテーションに向けた課題を明確にする |
7,8 |
<マネジメント向けプロジェクト企画提案プレゼン演習(5)(6)> プロジェクト企画提案の最終プレゼンテーションを行い、クラスディスカッションにより、マネジメント層とのコミュニケーションにおける留意点について議論する |
開講について
開講時期: 3期
開講形態: 2コマ(180分)×4日間、隔週開講
講義回数: 全8回
※状況に応じて、一部変更が生じる場合もございます。予めご了承ください。
テキスト/参考図書
【テキスト】
オリジナルテキスト
【参考図書】
「ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書」アレックス・オスターワルダー他著/小山 龍介訳/(株)翔泳社
※上記は一部追加・変更となる場合もございます。また、指定テキスト及びケースなどは、別途ご購入頂くもので、授業料には含まれておりません。予めご了承ください。