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産官学による優れた技術開発に評価。機械工学科森本喜隆教授が「パイプフレーム構造CNC旋盤の開発」で2019年度 精密工学会高城賞を受賞

金沢工業大学 工学部機械工学科 森本喜隆教授が公益社団法人精密工学会の高城賞を受賞しました。

受賞者は、

・高松機械工業 鈴木直彦 氏

・森本喜隆 教授

・高松機械工業 金子義幸 氏

・産業技術総合研究所、金沢工業大学先端材料創製技術研究所客員教授 岡﨑祐一 氏

・石川県工業試験場 廣崎憲一 氏

の5名です。

高城賞は、精密工学分野で独創性に優れ、工業的価値が高いと認められる論文で、その内容が産業界主体で実施されたものを対象とし、精密工学の基礎技術分野での産業界の活動を促進することを目的として公益社団法人精密工学会が贈賞する賞で、毎年2件選出されます。

受賞対象となった論文は、精密工学会誌85巻2号に掲載された「パイプフレーム構造CNC旋盤の開発」です。筆頭受賞者である高松機械工業の鈴木直彦氏が金沢工業大学、博乙 第 54 号 博士(工学)の学位を授与されたときの主要論文の一つで、産官学の共同研究による研究成果をまとめたものです。当研究成果は、企業における研究で優れた技術開発を行ったものとして高く評価され、今回の受賞につながりました。

この一連の研究活動に対して2019年9月には、精密工学会技術賞も連名者5名が受賞しています。

共同研究で開発されたパイプフレーム構造を有する小形工作機械

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