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学会を代表するにふさわしい技術者として認定。 機械工学科 森本教授が「日本機械学会フェロー」に

「日本機械学会フェロー」の称号を授与された森本喜隆教授

工学部機械工学科の森本喜隆教授が令和2年2月12日に一般社団法人 日本機械学会から「日本機械学会フェロー」の称号を授与されました。

日本機械学会は明治30年6月12日に創立され、会員数27,000名を超える機械系の学会では国内最大の規模を誇ります。2000年より導入されたフェロー制度により、学会を代表するにふさわしい技術者として、これまで1630名が認定を受けています。

森本教授は、主な研究フィールドを工作機械の構造、運動輪郭制御、振動制御として活動を行っています。同学会に関する研究業績としては、2007年The 4th International Conference on Leading Edge Manufacturing in 21st Century (LEM21)における The Best Paper Awardの受賞、さらに2016年には2015年度日本機械学会賞(論文)を受賞しています。

いずれも地域の企業との共同研究成果を論文にまとめたもので、2名の社会人博士の輩出も含め、教育・研究面で顕著な業績を挙げています。また,同学会の生産加工・工作機械部門の第1企画委員長を始め、代表会員、英文ジャーナル編集委員を歴任し、学会の発展に大いに貢献しています。

今回のフェロー認定は、この間の業績と活動が評価されたことによるものです。

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