[台風接近のため、開催を中止します]

金沢工業大学では、地域貢献活動の一環として、大人向け科学力養成講座「大人のための もういちど小･中学校」（主催：金沢工業大学・野々市市　後援：北陸経済連合会）を今年度から開催しています。

本事業は、金沢工業大学バイオ・化学部応用バイオ学科　長尾隆司教授が中心となり、産学官民連携による地域住民の「考える」力を養成することを目的としています。

私たちが実際の社会で直面するのは、学校で学んだ「知識」だけでは簡単に解決できない「答えのない問題」ばかりです。社会が必要としているのは、このような答えのない問題に取り組むことのできる「問題解決能力」を身につけた人材です。大人は「知識」よりも「理解」の方が大切だと分かっています。しかし、知識の詰め込みと専門化・細分化が進む教育現場において、目標を見失いがちな子どもたちを背後からサポートするためには、「ともに考える大人」の存在が不可欠です。

講師との対話を通じて「なぜ？どうして？」という子どもの頃の素直な探究心を呼び覚まし、「考えることの楽しさ」を皆さんとともに再発見します。

第3回目のテーマは「私たちはなぜ病気になるのだろう」。会場をこれまでの金沢工業大学から金沢市キゴ山ふれあいの里研修館に移し、自然の中で長尾教授と「なぜ病気になるの？」をテーマに “考える楽しさ”、“学ぶ楽しさ”を味わえる講座となっています。今回はキゴ山で開催される金沢市子ども週間「絆」フェアの一環として開講します。

今講座は、年5～6回程度定期開催を予定しており、今後は地域住民や地元企業の関係者から日常生活やものづくりの現場から見つかる「なぜ？」について話題を提供していただき、双方向で「考える」力を育成する地域コミュニティの構築を目指します。第4回目講座は11月29日（土）金沢工業大学12号館での開催を予定しています。

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