プロジェクトデザイン教育

プロジェクトデザイン活動成果(2年次) 地域提携テーマ 2023年度

2年次全学部必修科目であるプロジェクトデザインⅡ(前学期開講)では、実社会の問題解決に必要な能力に気づき、調査活動に必要な社会的スキルを習得するため、外部多方面からの協力をいただきながら授業づくりを行っています。
中でも、KITが所在する野々市市と金沢市とは、包括的な協力協定を結びながら大規模な連携授業を行っており、2023年度の連携授業では、金沢市から6テーマ、野々市市から5テーマを提供いただき、機械工学科、ロボティクス学科、情報工学科、メディア情報学科、建築学科、学科混成英語クラスが、このテーマで授業を実施しました。

授業スケジュール

第1週 担当教員から学生へ市役所からの提供テーマを説明

第3週 自治体テーマ担当者が学生から質問に応じる「テーマ質疑会」を実施(オンライン)

第4週から第8週 調査活動(関係者に協力いただくインタビューやアンケートを含む)

第8週 学生が検討した課題や解決策の方向性を自治体テーマ担当者に報告し、講評を受ける「相談会」を実施(オンライン)

第12週 クラス内でポスターセッションを実施

授業終了後8月 各テーマの代表班から各自治体への提案報告会を実施(対面形式)

野々市市テーマと学生代表班の提案例

Let's SDGs プロジェクト

  • ・SDGsで住み続けられるきれいな街づくり
  • ・Let's try SDGs
  • ・SDGsの意識向上をさせるアプリケーション開発

地下水に代わる消融雪方法

  • ・環境や地域にやさしい融雪方法上の検討
  • ・効率のいい融雪方法とは
  • ・雪でつながる野々市市

交遊舎・北口プラザの利活用について

  • ・GO TO THE STATION
  • ・交遊舎を継続的に利用できる施設へ
  • ・地域を対象とした周辺環境の見直し~新プロジェクトの提案~

ののいち椿館の賑わい創出について

  • ・学びと椿館の在り方
  • ・椿館や公園全体を使用したイベント開催による集客
  • ・椿に興味を持ってもらうカレンダーサイト

高齢者向けデジタル機器活用支援について

  • ・高齢者向けデジタル機器活用支援について
  • ・高齢者にスマホを持ち運ぶ習慣をつける
  • ・高齢者に向けた位置情報サービスの活用

金沢市テーマと学生代表班の提案例

家庭から出るごみを減らすために

  • ・学生の生ごみ削減への知識と意識を高める
  • ・地域の食品ロス削減推進プロジェクト
  • ・食品ロスを減らすために

ホームタウンチームを応援しよう

  • ・金沢市をスポーツで全国的に有名な街に
  • ・金沢市民のサポーターを増やそう
  • ・大学内スポーツイベントの開催

観光によるまちづくり

  • ・観光地における観光客混雑解消のために
  • ・押してみまっし!魅力が推せる場所、金沢
  • ・SNSを活用して観光客を増やすために

自転車を安全に利用するために

  • ・自転車が使いやすい環境作り
  • ・金沢市内の学生のマナー意識改善のために
  • ・ヘルメットの着用に関する意識改革

シビックテックよる地域課題の解決

  • ・キャラクターを用いたシビックテックの概念普及
  • ・教育機関を取入れたシビックテックの認知度向上
  • ・地域課題を解決できる人材育成の方策

みんなで考え、みんなで取組む、まちづくり

  • ・若者を対象としたリまちづくりの活性化
  • ・みんなで考え、みんなで取り組む、まちづくり
  • ・脱!空き家問題~住民に「知ってもらう」~

KIT金沢工業大学

  • Hi-Service Japan 300
  • JIHEE
  • JUAA
  • SDGs

KIT(ケイアイティ)は金沢工業大学のブランドネームです。

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