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第6回「木の文化都市・金沢 ミライまちづくり」学生提案事業で優秀賞を受賞
建築学部 建築学科の学生チーム「ドリル」が、季節の移ろいを映す公園トイレを提案
2026年10月17日(土)、第6回「木の文化都市・金沢 ミライまちづくり」学生提案事業 公開プレゼンテーションが金沢美術工芸大学 アリーナで開催され、金沢工業大学建築学部 建築学科(建築デザインコース)の学生4名によるチーム「ドリル」が提案した「きょうは、なにいろ。」が優秀賞を受賞しました。

本事業は、「木の文化都市・金沢」の理念を次世代へ継承し、木材を活用した魅力あるまちづくりを学生の視点から提案する取り組みです。学生たちは地域の歴史や景観、木の文化を踏まえながら、金沢の未来につながる公共空間や建築のあり方について提案を行いました。
今回優秀賞を受賞したチーム「ドリル」は、建築学部 建築学科(建築デザインコース)の髙橋一颯さん、新谷幹さん、中居圭太さん、早川隼之介さんの4名で構成されています(いずれも建築学部 増崎陽介研究室)。なお、メンバー4名のうち3名は、前回開催された第5回学生提案事業でも優秀賞を受賞しており、2年連続での受賞となりました。
提案作品「きょうは、なにいろ。」は、かつて桜の標本木によって金沢の春の訪れを告げていた弥生さくら公園を対象敷地とし、季節の色彩や自然の変化を感じられる公園トイレを計画したものです。
提案では、屋根架構に石川県の県木である能登ヒバを採用。屋根には光輝合金アルミパネルとポリカーボネート板を組み合わせ、空や木々、人々の姿をやわらかく映し出すデザインとしました。春は桜の淡いピンク、夏は緑や青空、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに異なる表情を見せることで、利用者が自然の移ろいに気づき、「きょうは、なにいろ。」と空を見上げたくなる新たな公園の風景を創出しています。
また、能登ヒバは耐久性や耐湿性に優れ、天然の抗菌成分ヒノキチオールを多く含むことから、公園トイレの建築材料としても適しています。提案では、地域資源である能登ヒバを活用することで、木の文化と人々の暮らしとのつながりを再認識するきっかけの創出も目指しました。
さらに、夜間には内部の照明が屋外へやわらかく漏れ、公園や周辺のまちなみを穏やかに照らします。地域住民や子どもたちが安心して利用できる環境づくりにも配慮されており、公共施設としての機能性と景観性を両立した提案として高く評価されました。
チーム「ドリル」の提案パネルや模型は、金沢・建築月間「建築とまちづくり展」において、金沢市役所第一本庁舎1階エントランスホールで展示されます。(展示期間:令和8年11月2日(月)~30日(月)9時00分~17時45分/土・日・祝を除く開庁日)
市民の皆さまにも、学生たちが描く「木の文化都市・金沢」の未来像をご覧いただく機会となります。
受賞作品
「きょうは、なにいろ。」
桜の標本木が金沢の春を告げてきた弥生さくら公園に、季節の色を映す公園トイレを設計した。能登ヒバの架構が支える屋根には、春の桜、夏の緑と空、秋の紅葉、冬の雪、そして見上げる自分の姿が淡く映り込む。夜には内側の明かりが、公園とまちをやわらかく照らす。時間や季節によって移ろうその姿は、見上げるたびに「きょうは、なにいろ。」と問いかけ、日々の暮らしの中で木と季節に気づくきっかけとなる。
提案「きょうは、なにいろ。」より



(関連ページ)
第6回「木の文化都市・金沢ミライまちづくり」学生提案事業について
【金沢工業大学建築学科チームが優秀賞を受賞】
金沢市が主催する第5回「木の文化都市・金沢ミライまちづくり」学生提案事業で(2025/11/10)
