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バイオ・化学専攻の青木さんが応用物理学会 セッション奨励賞を受賞
大学院工学研究科バイオ・化学専攻博士前期課程2年(岡田豪研究室)の青木美歩さんが、3月15日(日)から18日(水)に開催された「第73回応用物理学会春季学術講演会 量子エネルギー変換研究会セッション」において、「セッション奨励賞」を受賞しました。同セッションでは63件の口頭発表が行われ、その中から青木さんを含む6名が受賞者に選ばれました。同賞は7月に開催された応用物理学会の理事会で承認されました。

今回、受賞対象となった講演題目は、「Eu添加CaP2O6におけるRPLの基礎特性評価」です。本研究では、Euを添加したCaP2O6において、放射線照射によって発光特性が変化するラジオフォトルミネッセンス(RPL)現象を新たに確認し、放射線計測材料としての基礎特性を評価しました。
放射線は、医療や産業など幅広い分野で活用されています。こうした放射線を安全に利用するためには、照射された線量を正確に測定・記録できる材料が必要です。RPL材料は、照射された放射線量に応じて発光強度が変化する特性を持つことから、被ばく線量計などに応用されています。また、記録された情報を繰り返し読み出せるという特長があり、RPL線量計は高い信頼性を持つことで知られています。しかし、RPL材料の応用範囲はまだ限られており、さらなる用途の拡大に向けた新しい材料の探索が求められています。本研究では、被ばく線量計への応用を見据えてEuを添加したCaP2O6の特性を評価し、新規RPL材料としての可能性を示しました。
■ 青木さんのコメント
今回、応用物理学会春季学術講演会での口頭発表を評価していただき、うれしく思います。質疑応答を通して、自分にはなかった視点を得ることもでき、研究をさらに進めたいという思いが強くなりました。日頃から丁寧にご指導くださる先生方に感謝し、今回の受賞を励みに、これからも一つひとつの結果と向き合いながら研究に取り組んでいきたいと思います。

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