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【金沢工業大学、先端研究3テーマが採択】
Teshプログラムを通じ、大学発スタートアップ創出を加速
― デジタルパソロジー・バイオパソロジー(生物病理学)・マイクロ波加熱 の革新技術で社会実装を ―
金沢工業大学(石川県野々市市)は、大学発スタートアップ創出を目的とした支援プログラムTech Startup HOKURIKU(TeSH:テッシュ)において、「ステップ1」(応用研究)に金道敏樹 教授(情報理工学部 情報工学科)が、そして「ステップ2」(概念実証・スタートアップ組成)に、小田忍教授(バイオ・化学部 生命・応用バイオ学科)と藤田萩乃 准教授(工学部 電気エネルギーシステム工学科)がそれぞれ採択されました。
本プログラムでは、「ステップ1」「ステップ2」の段階的支援を通じて、研究シーズの検証から事業化までを一貫して支援し、医療、バイオ、エネルギー分野における革新的技術の社会実装を推進します。
Tech Startup HOKURIKU(TeSH:テッシュ)について
Tech Startup HOKURIKU(TeSH:テッシュ)は、北陸先端科学技術大学院大学と金沢大学を主幹機関とし、北陸3県の14大学、3高専を共同機関とする北陸地域の大学・高専発スタートアップ創出プラットフォームです。
TeSHは、北陸地域の大学・高専発スタートアップを質量ともに格段に充実させ、北陸発の上場企業や世界にはばたく新産業を育成することによって地域の活性化を促し、新たな人材ニーズと設備投資につなげることで北陸地域の社会課題の解決に貢献していきます。
TeSHプログラムの概要
TeSHは、大学等発スタートアップの創出にポテンシャルのあるシーズを全国から引き出し、国際市場への展開を含め、大学・高専発スタートアップの創出に向けた取組について質量ともに充実させるとともに、大学・高専発スタートアップの継続的な創出を支える人材・知・資金が循環するエコシステムを、参画機関を拡充しながら形成する活動を支援するプログラムです。
TeSHでは、以下の2段階で支援を行います。
●ステップ1:応用研究(用途仮説設計から概念実証フェーズ手前)
基礎研究の成果について、ビジネスとしての可能性を評価できる段階まで引き上げることを目指します
● ステップ2:概念実証(PoC)・スタートアップ組成
前半ではビジネスとしての可能性の評価と実証(PoC)を行い、起業にあたってクリアすべき課題の解決を目指します(概念実証)。
後半ではこれら取り組みに加え、大学等発SUの組成とVCが投資判断できるレベルに向けて、PoCを継続して実施します(スタートアップ組成)。
金沢工業大学から採択された研究テーマの概要
今回金沢工業大学から採択された3テーマはいずれも、ステップ1、ステップ2を通じて事業化を目指します。
1.金道敏樹 教授(情報理工学部 情報工学科) [ステップ1採択]
課題名称:「病理診断支援システムADVISEの事業化」
プロジェクト概要:病理医の不足とそれがもたらす社会課題(病理医の激務、診断の遅れ、医療事故リスクの高まり)を改善するために、医療機関へ、病理医の診断時間を1/10以下にする病理診断支援システムを提供します。


2.小田忍 教授(バイオ・化学部 生命・応用バイオ学科) [ステップ2採択]
課題名称:「界面バイオプロセスによる多宿主型バイオファウンドリの社会実装」
プロジェクト概要:香料・化粧品・健康食品・原薬企業が求める脂溶性化学品のバイオ生産を受託するスタートアップを設立します。世界で唯一、有機溶媒中で微生物を物質生産に利用できる界面バイオプロセスを核として、種々の化学品の高生産技術を確立します。


3.藤田萩乃 准教授(工学部 電気エネルギーシステム工学科)[ステップ2採択]
課題名称:「マイクロ波用楕円型チャンバの置き換えビジネスの提案」
プロジェクト概要:マイクロ波は食品加工や化学プロセスなど多様な産業で利用されていますが、照射中に被照射物の電気的物性が変化するため、チャンバ内での反射が増大し、エネルギーが有効に吸収されないという課題があります。この課題に対し、楕円型チャンバと独自の調整機構により、物性変化に動的に追従し、高効率な加熱および反応処理を実現します。これにより、従来は補助的であったマイクロ波利用を中核的かつ先進的な技術へと発展させ、産業現場の革新と地球規模の省エネルギー化に貢献します。


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金沢工業大学研究室ガイド 情報理工学部 情報工学科 金道敏樹 研究室
