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【身近に存在する数理の世界を体験しよう!】
高校生を対象に「KIT数理講座」を開催

金沢工業大学数理工教育研究センターでは、高校生を対象とした「KIT数理講座」を7月19日(土)9時から12時まで、金沢工業大学扇が丘キャンパス23号館4階(23・409室)で開催します。

当日は「音の周波数に見られる法則」と「数理最適化を通して学ぶ数理モデルの作り方と計算科学」の2講座を実施。参加者は両講座とも受講します。参加費は無料、先着50名です。当日は昼食をご用意します。

「KIT数理講座」は、数学・理科・科学・モノづくりに関心のある高校生に、普段の授業ではなかなか体験できない「身近に存在する数理の世界」を学ぶ人気講座です。

「音の周波数に見られる法則」では音の高さがどのように周波数で決められているのか掲載を通じて知り、和音の仕組みを紐解きます。また「数理最適化を通して学ぶ数理モデルの作り方と計算科学」では「移動時間を最小にする」という身近な数理最適化問題に取り組みます。

【KIT数理講座】

開催日時:2025年7月19日(土)9時~12時(受付 8時30分~)

開催場所:金沢工業大学23号館4階(23・409室)

申込締切:2025年年7月11日(金) 

申込方法:以下の申し込みフォームからお申し込みください(先着50名)

https://forms.office.com/r/HBxxpxBUrg

お問合せ先:金沢工業大学数理工教育研究センター
電話:076-294-6470
kit-efc@mlist.kanazawa-it.ac.jp

【講座内容】

音の周波数に見られる法則

講師:中川勇人講師

演奏するときに美しく聴こえる要素の一つに和音があります。複数の音が同時に奏でられることで時には心地よくまたある時は不安を煽るなど様々な響きが得られます。和音を構成する音の組み合わせには法則があり、その理由を理解するためには音が持つ性質を知る必要があります。
本講座では、現在標準的に用いられる十二平均律に沿って音の高さがどのように周波数で決められているかを計算を通じて知り、和音の仕組みを紐解きます。指数関数がこれらの分析に大いに役立ちます。

数理最適化を通して学ぶ数理モデルの作り方と計算科学

講師:渡辺秀治准教授

数理最適化とは、利益や誤差などの指標を最大化・最小化するために、最適なパラメータを数学的に求める手法です。また、自然現象や社会現象などを数式で表現したものを数理モデルといいます。本講座では、数理モデルの作り方と計算科学の体験を目的に「移動時間を最 小にする」という身近な数理最適化問題に取り組みます。 “問題や手順を表現する言語”としての数学を楽しんでみてください。


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